喧嘩をやるにあたって、絶対に守らなければならないルールがある
どんなことがあろうが、絶対にしてはならない行為…
それは、『不意討ち』だ
映画や漫画だと、登場人物が不意に誰かの顔面をぶん殴ったりする場面がよくある
ああいうのを見ると、この作者はまともに喧嘩の一つもしたことがないのにこんな作品を作ってるんだなと呆れてしまう
人間の体というのは、不意に強い力で殴られた時に対応できる程の強さを持ってない
なんの警戒もしてない相手の顔面をいきなり殴るという行為は、包丁で腹を刺すのと同じくらいに危険な行為なんだよ
背後から「おい」と呼んで相手が振り返ったところに拳を顔面に叩き込むみたいなバカげた行為だけは絶対にやめること
いつ、殺人犯になってもおかしくない
戦うという姿勢があって、初めて相手の拳に耐えることができる
それがない相手を殴るのはただの暴力であり、それだけで『殺人未遂』だ
そんなものは喧嘩でもなんでもない
映画や漫画では、鉄パイプで頭を殴られた後に普通に起き上がったりしてるが、現実ではそんなことはあり得ない
実際の人間は作り物の世界みたいに丈夫な生き物じゃない
とにかく、このブログを見て喧嘩に興味を持ってくれた人間に言いたいのは、漫画や映画の真似を絶対にしないでほしいということ
十代の若者には特に言っておきたい