日本は薄氷の上を歩いている~亀井静香に救われた日本~ | とんがりぼうしのブログ

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最近、日本はこのままじゃヤバイと思ってます。

日本人が後から民主党政権の時代をふりかえったとき、
日本が国体を壊されるぎりぎりのところまでいったが、すんでのところで押し返すことができた危ない時代だったという評価になるのではないか。

2009年、民主党は詐欺により政権を掠め取った。
このとき参議院がわずかに過半数に届かなかったため、やむなく国民新党と社民党との連立内閣にせざるを得なかった。
これが日本をぎりぎりのところで救うことになったと今にしてみれば思う。
亀井のおっさんである。

亀井静香。
オレはこの男に特段の政治信念があるようには思えないが、彼のおかげで外国人参政権法案はぎりぎりのところで提出が阻止された。
2010年1月、郵政改革担当大臣の亀井静香は外国人参政権法案は国民新党としては反対だとして法案提出に同意しなかった。
提出されたから国会で成立するとは限らないが、参政権は民主以外に社民、共産、公明が軒並み賛成であり、
いくら自民やたち日が反対しようとも、国民が声をあげようとも、愛国者がデモで国会を取り囲もうとも、衆参ともに通ってしまった可能性は充分にあったのだ。
亀井のおっさんは充分いい仕事をしてくれた。
大臣が閣議に署名しない。このことによって彼は日本を守ったのだ。

民主党は参議院のわずかな議席不足を補おうと2010年夏の参院選に賭けるが、鳩山が普天間で醜態をさらしたせいで大敗。
もしここで参議院で民主党に多数を取られていたら、外国人参政権、人権侵害救済法案を初めとする亡国法案が軒並み通ってしまい、日本がまちがいなく崩壊に向かって第一歩を踏み出していただろう。
そう考えると空恐ろしくなる。
今までホントにぎりぎりのところだったのだ。

しかしまだ民主党政権であることには変わりない。
まだ日本は薄氷の上を歩いている。