いよいよ明日に迫ったRIZIN.37!
我らが浜崎朱加が、スーパーアトム級ワールドグランプリ2022に出場します。
スーパーアトム級の、世界の強豪がひしめくトーナメントで、ファーストラウンドの相手はジェシカ・アギラー選手。
『湘南美容クリニックpresents RIZIN.37』
セミファイナル 第14試合
スーパーアトム級ワールドGP 1st Round
RIZIN MMAトーナメントルール:49.0kg
浜崎朱加vsジェシカ・アギラー
本日、両選手とも無事に計量を終えました。
本来であればこのカードは11年前に実現していた、とても運命的な巡り合わせや歴史がある、知る人ぞ知る特別な試合なのです。
遡ること11年前、当時あやかは既にDEEPジュエルスのストロー級のチャンピオンでしたが、まだ女子格闘技の大会は認知度が今より低く、満員でも500人ほどの小さなキャパの会場で浜崎朱加vsジェシカ・アギラー選手のタイトルマッチが組まれていました。
そのタイトルマッチが組まれていた日が、忘れもしない2011年3月11日だったのです。
当時トータルワークアウトで働いていた僕は、当日は朝の5時台から働いていたので、試合の時間まで一旦家で仮眠を取ってから、同期の皆んなと新宿に集合してあやかの応援に向かう予定でした。
仮眠を取ろうと家でウトウトしているときに、東日本大震災が起きたのです。
地震が起きた後は電話もメールも繋がらず、ありとあらゆる通信方法が途絶えていた状況だったので、大会が開催されるのかどうかも分からず、試合の時間が迫ってきたため会場に向かおうかというときに、同期から大会は中止になったというメールが届いたのを今でも鮮明に覚えています。
このように、本来であればタイトルマッチという形で実現するはずだったカードが、11年という月日を経て、RIZINのワールドグランプリでついに実現するという、運命的な巡り合わせの一戦なのです。
この歴史の流れを近くで見てきた僕は、今回のカードが発表された時は震えました。
そして、ほとんど誰も知らないような500人規模のキャパで行われるはずだったこの試合が、あれから11年が経ち、女子格闘技の認知度も上がり、格闘技の聖地であるさいたまスーパーアリーナで2〜3万人規模で行われることに、試合前から感動しています。
そしてもう一つ物語があり、あやかの師匠の一人である藤井惠さんが、過去にジェシカ・アギラーと二度対戦して勝利を挙げる出来ず、引退試合の相手もアギラー選手だったのです。
明日は感染対策をしっかりしながら、現地でこの試合を見届けてこようと思います。
ネット配信もあるので、興味のある方はぜひ応援してあげてください。