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焼きたこ

たこ焼きが食べたくなった。

スーパーにも、そしてどこのコンビニの冷食コーナーにも、たこ焼きはある。

しかしなぜか、それらにはそそられない。

「作りたての」たこ焼きが食べたい。これは、贅沢である。

 

その気持ちを胸に行く先と言えば、思い浮かぶのは我が家から車で15分程度のところにある大規模スーパーの外にある屋台のたこ焼屋、ということになる。

 

しかし、昨今の値上げを受けて、久々に行くと、8個入りが610円になっていた。

……うーん。しょうがない。なにせ、ゆでタコを、足一本分買うだけで300円かかる世界なのだ。

これでも破格なのかもしれない。

しかし。

 

自分はこの屋台でたこ焼きを買うことを諦め、自分で焼いて作ることにしたのだ。

理由は、カネだ。他に何がある?

 

といっても。

我が家は、引っ越しをした際に長年連れ添った電気式のたこ焼き器を捨ててしまった。

ので、たこ焼きを丸く焼くことはできない。

 

しかし。そう

フライパンだ。

フライパンで、お好み焼き状に生地を広げ、乱切りしたたこを入れて焼けば、それなりのものが出来ることは分かっている。Youtubeで見たのだ。(そればっかりだなお前)

 

早速作る。

一回目は小麦粉が多すぎ、生地が硬かった。ので、二回目は生地と玉子を減らし、ゆるゆるのものを焼く。

当然ひっくり返すのに難儀し、四つに割れてしまう。生地もすでにぐちゃぐちゃである。

だが。

出来上がったものに、お好みソースとマヨネーズをかけ、青のりを振って食べてみると……。

 

実に。うまかった。

屋台のたこ焼きに遜色のない味わいだ。

うん。素晴らしい。

でも。

 

なんだろう。

とてつもなく寂しい気持ちになるのは。

ぐちゃぐちゃになった、平べったい物体の塊を前に、味が旨いと言い張って食べる自分、その姿に。

どうしようもなく、悲しいものを見てしまった。

 

たこ焼きが丸い、というのは、固定観念に過ぎない。

しかし、それを越えて。

固定観念にすら寄り添えず、味が同じだろ、とつぶやいている姿は。

 

なにか、美しいもの、理想的なものを故意にぶち壊した後のような、寂寥感が胸に染みるのだった。

 

……まぁ、また作るんだけどね。たこ焼き好きだし。

エルデンリングが終わらない

どんだけボス倒してもエルデンリングが終わらない。まだ本編のボスもいるし、裏ボスも山ほどいるという。

このペースでやっていたら、多分7月にならないと終わらないと思う。

一応、終盤まで来たけど、まだまだ取りこぼしているボスが大勢いるので、そいつらを倒さないといけないし。

 

頑張るぞ

そうめんの、おいしい季節になります。

五月。

これから少しずつ暑くなり、のどごしのいい麺類、それも冷たいやつを欲することが多くなる季節です。

うどんも、そばも好きだし、冷やし中華も最近これはこれでいいものだ、と思い始めました。

冷やし中華はからしとマヨネーズを溶かし込んで食べるとうまい、とずっと思ってきましたが、

最近はからしだけ、とか、ごま油をすこし垂らして、とか。その程度で良くなってしまいました。

老化です。

 

して、そのような麺類の中でも。

特に食べたくなってくるのが、そうめんです。

 

いや、そうめん。

うまいですよ。

普通に、めんつゆにショウガ、ネギ、ミョウガ、シソなんかを入れて食べるのもよし。

錦糸玉子や椎茸煮の細切りなんかを入れて、具だくさんで食べるのもよし。

ぶっかけにして、ほんの少しレモンを垂らし、そこへミニトマトを入れて粉チーズふっても、これもよし。

あるいは、博多ラーメンの替え玉にしてもよいです。(この場合は、少し重曹を入れて茹でてあげると

コシが出て、そうめんが中華麺ぽくなります)

そうめんには、無限の可能性があります。

 

冷たい食べ方ばかり挙げましたが、実のところまだまだ朝は冷えるところも多く、気温もそれほど

日中に上がりきらない日もある。

そんな時でも、やはりそうめんはよいのです。

 

このような気候では、あったかい麺で食べるのもよいですね。

 

お勧めは、ソーミンチャンプル。

固めに茹でたそうめんを、あまり水を切らずにフライパンに入れ、そこへめんつゆ、ごま油少し、

シーチキン油ごと、ニラを切ったのを入れ、ぐるぐる回して油を麺にからませてから、火をつける。

じわじわとあったまり、ややニラに火が通ればできあがり。

 

別に炒めたキャベツやネギ、にんじんなんかの具材をどさっと載せてもおいしいですが、沖縄本島

では、ソーミンチャンプルはあまり具を入れないみたいですね。

 

あとは、豆乳そうめん。

豆乳200ml一パックを温めて、そこへめんつゆ、みりん、ごま油を入れる。

沸いたら味噌をほんの少し溶いて、これをつけ汁にしてつけ麺の要領で食べるのです。

ぶっかけにしてもいいのですが、ぶっかけにするとそうめんが伸びやすいのでそこが難点ですね。

薬味はネギとか、細切れか挽肉にした肉を甘辛く炒めたもの。味付けはみりん醤油でも、焼き肉のタレでも。

にんにくをほんの少し入れてもおいしいです。

 

あとは、サバレモンそうめん。

オリーブオイルでにんにくのみじん切りを色づくまで炒め、そこへサバの水煮缶を投入。

めんつゆ、みりんを入れて煮立たせ、好みの味付けになったらレモン汁と固めにゆでたそうめんを入れて

火を止め、味がなじむまで混ぜて、最後にネギを散らして出来上がり。

これもあっさりと食えます。

 

夏はそうめん。

鉄板ですね。

携帯を新調した

今まで使っていた携帯は、AndroidのXperia XZ SOV34 というやつで、これがROM/RAMが 64G / 3G というしろものでして。

まぁweb閲覧やKindle、Youtube、SNSを観る程度でゲームをまったくしないので、これでもなんとかなっていたんですけど。

しかし、使わないアプリをとことんまで精査し、Kindleや写真、動画なんかのデータはMicroSDカードに全部保存するようにし、こまめにキャッシュデータを削除したりとつましい節約をしてきたにも関わらず、内蔵ディスクデータが46Gまで圧迫してきたので、思い切って新携帯に機種変することにしました。

 

その他にも、画面に細かいヒビが入ってしまったとか、反応速度がすっかり遅くなってしまったとか、不具合の前兆みたいのはあったんですけどね。

携帯がまともにまだ動くうちに買い換える、というのは生涯で初めての経験です。

 

自分はPovo1.0に入っているので、機種変は白ロム機を自分で購入してSIMを刺し直す、というやり方。

白ロム機をauマーケットで買うと毎月ローンにも出来ず、2年後に機種変する際は残額2万ちょいを支払わなくてもいいというお得割も使えない。一括購入が基本となります。

そういうところに地味に腹が立つため、敢えて家電店で購入。ありがとうヨドバシ。

……のはずだったのですが。

なぜかヨドバシで購入するとクレジットカードの引き落としが出来ない(おそらく、クレカでの購入実績がなかったため、クレカの不正使用を疑われて高額購入が不可となったためと思われます)ことが発覚し、しかたなくAmazonで購入。

日本企業にカネを落とす作戦、失敗です。これからはちゃんとヨドバシでもこまめに買います。

 

Xperiaの何がいいかって、電源を入れてGoogleに登録すると、ほぼシームレスで今まで使っていたアプリや設定なんかを全部新携帯にぶちこんでくれること。データ移行が簡単なんです。

iPhoneだと標準の機能なんでしょうが、自分はiPhoneが、というよりAppleが嫌いなため、Xperiaを使い続ける所存。

 

さて。

さして困ることもなく、新しい携帯を使えております。

今の携帯はXperia 5II。最新ではない、ちょい旧い機体です。

ROM/RAMが 256G / 8G 。アプリを気にせずに入れられるのは嬉しいところです。

ペペロンチーノについて思うこと

実は。

おそらく、私はペペロンチーノ、つまりアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノという料理について、たぶんファーストインプレッションの段階で間違った刷り込みをしてしまった結果、いわゆるお店で出るような本当のペペロンチーノを、まったくおいしいと思わない体になってしまったらしいのです。


普通の、いわゆる伝統的なペペロンチーノは、作る際にいくつかの決まり事を守る必要があります。


・にんにくは焦がさない

・バターを入れない

・粉チーズを入れない

・胡椒を入れない


このうち、バターに関しては、YouTube界隈ではコウケンテツ氏、鳥羽周作氏が反旗を翻してくれたおかげで認知され、反証が急速に進んだ感があります。

しかしあとの3つに関しては、いまだ固く守られている。


ですが。


自分の場合、ペペロンチーノは「にんにくは絶対にきつね色以上に焦がして」「粉チーズも、余裕あればバターも入れて」作るべきものなのです。


そもそもイタリア発のピザがアメリカで見る影もないように。

また日本の寿司がアメリカでは見る影もないように。

イタリア発のペペロンチーノもまた、日本の風土に合わせて改ざんされるのが順当であるはずなのです。


作り方ですが。


まずにんにくを、おしりのヘタ部分を切り取ったあと二つ割りにし、オリーブオイルに入れます。

次いで玉ねぎの薄切りも入れ、火にかけます。

玉ねぎとにんにくが色づいてきつね色にまでなったら一旦火を止め、七味唐辛子、コンソメ、めんつゆを少し入れておきます。


スパゲッティが茹だったらある程度の茹で汁といっしょに上のフライパンに放り込み、火をつけてかきまぜます。このときバターがあれば一緒に入れます。


ソースに粘度がついたら皿に盛り、粉チーズをかけていただきます。


うん。

さっきも食ったのですが、これこそが自分にとって、「世界一うまいペペロンチーノ」なんです。


店で食ったペペロンチーノがいずれも味気なく、うまいと思わなかったのですが、これを家で作ってからはペペロンチーノも捨てたもんじゃないと思えるようになりました。


にんにくは焦げると苦味を発する、といいますが、この程度の苦味に苦言を呈するより、香ばしさのない味気ないペペロンチーノで満足するほうが、よっぽどの苦痛であるように、私などは思うわけです。


かしこ。