菅原神社、下関市大字形山334番地
長安線沿いの北側、青山山麓に入口があり、車で鳥居付近まで数十m程度で行ける。ちなみに形山は地域の名で、長門富士とも呼ばれている円錐の山は青山、付近の最高峰は勝山と呼ばれる。ともに古代の山城があった。
菅原道真公を主祭神としている。元禄4年以前の創建である。
菅原道真公については、祟りを恐れて各地に菅原神社が建てられたと説明しているが、横野天満宮に残された「菅原道真公が形山から横野にこられた」との云われには言及していなかった。横野と併せて由緒ある神社ではある。
長府に上陸された菅原道真公、長府滞在、その後、当地(形山)、横野の浜を通り、小倉に渡られた。
参考
ふるさと下関は下関市の公式写真集で、2012年に発行され、菅原神社 筆塚の写真と記述がある。