秦氏、土師氏、菅原道真公ゆかりの寺社を紹介するが、明治の神仏分離以前はお寺であった。
蜂岡山 広隆寺
京都市西京区太秦
聖徳太子の仏を収める寺を秦河勝が建立した。
福聚山 太岳院
神奈川県秦野市今泉
秦氏の氏寺
十一面観音菩薩
豊国山 大覚寺
滋賀県東近江市大覚寺町
秦氏の氏寺
釈迦山 百済寺(ひゃくさいじ)
滋賀県東近江市百済寺町
秦氏の氏寺
高日山 浄土院 泰楽寺(じんらくじ)
奈良県磯城郡田原本町
秦氏の氏寺
北野天満宮 朝日山観音寺
京都市上京区馬喰町
天満宮(菅原氏が社僧)の神宮寺
太宰府天満宮(安楽寺、菅原氏が社僧)の本地仏、十一面観世音菩薩を安置
防府天満宮(酒垂山萬福寺)
山口県防府市松崎町
祭神は菅原道真公、土師氏の氏寺
観音堂、十一面観世音菩薩
道明寺
大阪府藤井寺市道明寺
土師氏の氏寺
神仏集合時代の忌宮神社
下関市長府宮の内
菅原道真公が参拝
現在、福仙寺安置の十一面観世音菩薩
紫雲山東福寺と菅原神社(今は無い)
菅原道真公が御通過
十一面観世音菩薩、現在、玄宮寺安置
菅原神社は横野天満宮になる。
参考
下関市大字吉母の黒嶋観音は十一面観世音菩薩を祀っている。渡来して来た秦氏が信仰したのであろう。
どの神社も結構長い参道を持っているが、これが高千穂のクシフル峰を象徴している。