大和民族は昔から一夫一婦性でしたが、異民族女性と浮気をしていませんでした | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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母親からのみ遺伝するミトコンドリア遺伝子の系統に注目すると、色々なところから混じってはいるが、M7が主流だとか!このM7の変異、M7a、M7b、M7cはそれぞれ、日本列島、中国南部雲南省あたり、フィリピンからインドネシアあたりになるとか!

これは、男性遺伝子Y-DNAに着目すると、日本列島にD2、O2、C1があるが、D2とO2は中国南部雲南省の少数民族、C1はフィリピン以南と対応するとことと、まさに一致する。

民族の興亡、流浪の艱難辛苦の旅に夫婦一緒で立ち向かって来たことが理解できる。日本語が孤立語として韓国語や中国語とつながりが無いと言われるのは、これが理由でしょう!

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母親から貰うミトコンドリア遺伝子M7の分布


参考





③ Y-DNAによる検証の盲点……(参考)

よく、Y遺伝子に関する情報を掲載しているサイトさんで、「現日本人は、縄文人と弥生人の混血人である」といった内容を書かれていたり、また、私も過去の日記で、「本土の日本人は、古代日本人と古代ユダヤ人の混血人である!」みたいな事を書かせて頂きましたけども、今回、この↑の「混血人」という意味に対して、とある”盲点”に気付いてしまいました…orz…ので、今回は、その話題にさせて頂こうかと存じます…m(_ _)m

その”盲点”ですが、それは、以前にもご紹介させて頂きました、「Y遺伝子は、父親から息子へ”コピー”される事により受継がれる」といった情報に関係があるのですが、これってつまりは、「男性の場合、最初の人間が●系統だった場合、途中で突然変異でもしない限りは、何千年経とうとも、そのまま変わらずずーーーっとコピーされる」わけなのですから、とどのつまりは、『混血』なんて有り得ないワケですよね~~~( ̄- ̄;)

ようするに、男性の場合に限っての正確な表現は、「現日本人男性」とは、「原日本人と、縄文人と、弥生人の、それぞれ直系の子孫」になりますかな…(--;)

尚、↑は、「C系統、D系統、O系統」という、時代を超えて渡来した集団でありますね(^^;)

それで、女性の場合は、「日本は16人のお母さんから始まった」(By 『日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造』より)そうですから、

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上記の図のように、女性のその遺伝子構造である「XX」から考察しますと、『縄文人と弥生人の混血』とは即ち、「16人の女性が持つmtDNAのどれかのタイプ(X)と混血しているのが、現日本人」という事でFAになるワケですが、今頃になって、この事にやっとこ気付いた私ってばいったい…orz

…ちなみに、余談ですが、縄文人女性のミトコンドリアDNAの特徴としまして、

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この↑の図の中の「M系統か、N系統」になるそうなのですが、「N系統」の場合はアイヌ人しか持ってないようなので論外として、残る「M系統」が「原日本人女性」のDNAになるという事ですね(^^;)

また、下記のように、この「M系統」は

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日本では、アイヌから琉球まで全土に渡って平均2~3割ほど存在するようですが、中国大陸ではチベット民族や他の少数民族にしか残ってないようですので、この「M*」の女性が元祖「日本人の母」で間違いないと思われます…(^^;)
(参考:http://galapagojp.exblog.jp/ 様より)

それから、また余談になりますが、今度は男性の縄文人の特徴である「YAP+」因子の話題になりますけども、これも下記の図によりますと、

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日本とウズベキスタン地域が約4割、アフリカは殆どが「YAP+」になるそうで、以前ご紹介させて頂いた「チベット人」や「ネイティブ・アメリカン」達と合わせて考えてみましても、「日本人、古代ユダヤ人、古代ソグド人、チベット人、インディアン、アフリカン」などが、「古代の血統を受継ぐ民族」になるという事ですかね…(vv;)

尚、「ソグド人」とは、古代のウズベキスタン地域に住んでいた民族になるのですが、その人達の子孫は、下記のような外見のようです…

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(http://plaza.rakuten.co.jp/tajiknet/diary/200709290001/ 様より)

何だかこの↑の方達って、↓の縄文人の復顔の銅像?によく似てますね…(vv;)

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やはり同系統の遺伝子なだけはありますな~( ̄- ̄;)

尚、黒人さんはmtDNAが「L系統」主流のようですから、これは『聖書』通り、「女性の人種によって、人類は”黒人、白人、黄色人種”に別れた」という事になりますかね…(vv;)

そして、男性の場合は、「A系統、B系統、C系統、DE系統、F~R系統」の「5タイプ」に別れるそうですから、

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もしも、この世に本当に”神様”が居たとして、最初に創造したのが「5人のDNAの系統の違う男性」と、「3人の人種の異なる女性」だったとすれば、バッチリ現在の人間のDNAと外見の違いに符合しますよね(^^)v

尚、もう少しY遺伝子の詳細を書かせて頂きますと

* * * * * * * *

Y染色体ハプログループ(http://blogs.yahoo.co.jp/amatsukaze1/55092712.html 様より)

○グループA:コイサン、ブッシュマン、スーダン人

▽BT:5万5千年前発祥。

○グループB:父祖:BT。サハラ以南の人々。ピグミー、バカ族など。

▽CT: 父祖:BT。CF,DEを生ず
▽CF: 父祖:CT。C,Fを生ず

○グループC:約6万年前発祥。父祖:CF

モンゴル人、極東ロシア、ポリネシア、アボリジニ、朝鮮半島、満州、インド

ネイティブアメリカンのシャイアン族にも見られる。C1,C3などが日本で限定的に見られる。

▽DE: 6万5千年前発祥。父祖:CT。YAP+ハプログループの祖。D,Eを生ず

○グループD:約5万年前発祥。父祖:DE。

チベット人、アイヌ、日本人、琉球人、など。

○グループE:約5万2500年前発祥。 父祖:DE。アフリカの諸族に多い。

※ハプログループF(父祖:CF)とその派生グループ(G以降)は、全世界の男性の90%以上を占める。(チベット人、カザフ人、モンゴル人、日本人、ポリネシア人などを除く。)

* * * * * * * *

といった具合に大別するそうですから、↑を参考にしましたら、「A系統、BT系統、CT系統」の3種別になりまして、これなら女性の「3人種」とバッチリ合って、それぞれカップルが出来上がりますな~♪尚、女性の大別は、「L系統(黒人)、M系統(黄色人種)、N系統(白人)」になるそうです(^^)v

それにしましても、今回気付いた”盲点”で、結局、男性の場合はハッキリと「原日本人、縄文人(古代日本人&古代ユダヤ人)、弥生人(中国の西南地方の民族、百済人、新羅人、高麗人など)」といったような感じで別れる…といった結論に到達してしまいましたけども(ry、そうしますと、以前に書かせて頂いた、「C系統が原住民で、D系統は3000年前に渡来した古代ユダヤ人かも?」というのは明らかな間違いだったという事になりますな…orz

つまりは、正解は、「C系統が原住民で(というのは合ってる?)、D系統その1グループが縄文前期に渡来、D系統その2グループが約3000年前に渡来」になるというわけですね…(><)

それだと、下記の「人口増加率表」とも符合しますな。

          時代 人口計 年間UP率 通期年間UP率
旧石器末 2万年前    0
             1.8万年前 0.03万 0.0282
縄文草創 1.5万年前 0.07万 0.0485
             1.2万年前 0.30万 0.0527
             1.0万年前 0.86万 0.0447
縄文早期 8100年前 2.01万  0.0572  0.1074
縄文前期 5200年前 10.56万 0.1007 0.1354
縄文中期 4300年前 26.12万 -0.0411 0.1426
縄文後期 4000年前 23.09万 -0.0868 0.1564
縄文晩期 3000年前 9.69万 -0.2453 0.2375
              2900年前 7.58万 0.1875  0.2541
弥生早期 2400年前 19.34万 0.1874 0.2680
弥生後期 1850年前  54.17万 0.3368 0.2919
古墳前期 1650年前 106.13万 0.3867 0.2865
奈良時代 1280年前 451.22万 0.1144 0.2571
慶長5年 400年前 1226.59万 0.7761 0.5663
享保6年 285年前 3125.99万 0.0358 0.4771
明治6年 135年前 3301.02万 0.9875 0.9875
平成17年  現在   12077.86万
(『人口から読む日本の歴史』http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/EV_P_NJ1.html 様より)

しかし、↑の「古墳~奈良」&「奈良~慶長」に掛けて、それぞれ一気に人口が増加してますけどもww、何故ならこの頃に、「中国の西南地方、百済王族&百済人、新羅人」&「高麗王族&高麗人」などが、各々大量に渡来したそうですから、これもまたバッチリ計算が合いますな~( ̄- ̄;)

※ 西南=約2200年前頃~、
  百済&新羅=約1500年前頃~、
   高麗=約1300年前頃

(「諸蕃」の姓氏とは、渡来人系の氏族で、秦、大蔵など326氏が挙げられている。諸蕃氏族は、さらに5分類され、「」として163氏、「百済」として104氏、「高麗」(高句麗を指す)として41氏、「新羅」として9氏、「任那」として9氏がそれぞれ挙げられる。また、これらのどこにも属さない氏族として、117氏が挙げられている。『新撰姓氏録』より)

…んで、15世紀から戦国時代の幕開けとなってしまったわけですね…orz