サモアの女系社会 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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ポリネシアの国々全てが女系社会では無いが、サモアの女系社会のシステムが、古代、平安時代以前の入り婿のシステムの参考になりそうです。

すなわち、社会の運営は男が担当し、家庭の管理運営は女が支配するシステムは、古代、葛城氏、蘇我氏のトップの家に現天皇家や有力豪族の男が入り婿して、政治力と財力を得て政治を摂ると考えれば、容易に理解できる。葛城氏や蘇我氏の祖、武内宿禰は海人族安曇氏のトップであり、実は天皇であったと考えることが出来る。


参考

① ポリネシア系のサモアは女系社会(参考)

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サモアは、上古代の日本もそうであったように、今でも女系社会だ。具体的にどう言う事かというと、家はその家の娘が継いで、夫は入り婿としてやって来る。普通は、末娘が家を継ぐようだ。

そんな訳で、家で一番発言力のあるのは、オバアチャンや奥さんである場合が多い
 。
だから、いつも大声を出しているババアの居る家もあるし、普段は何も言わず、おとなしいオバアチャンでも、家の中では最終的な決定権を握っている。日本の様なお飾り的な大事にされ方ではなく、実力を伴った本当の意味での決定権だ。それも生涯現役としてですからね。何しろ土地と家はオバアチャンの物ですから強いですよ。それにその家で一番お金を持っているのもオバアチャンです。八九三の親分よろしく、オバアチャンに金が集まるようになっている。

だから、その家で一番いい部屋は、どこの家でもオバアチャンが使っています。俺がお世話になるサタウア村のマセリナバアチャンの家でも、一番風通しの良い部屋を普段は使っているのだが、俺が泊まる時は、俺の為に、その部屋を空けてくれる。しかし、90過ぎているので、俺が恐縮してしまいますよね。ほんとうに良く出来たマセリナバアチャンです。90過ぎても孫たちの洗濯も毎日しますし、ミシン掛けもします。普段は静かでおとなしいですが、躾けは厳しいですよ。年だからおとなしくしておこうとか、年だから遠慮しておこうとかは全く無いですね。何しろ生涯現役ですからり。小さな子ども達も、ないがしろにする様な事はしないのだが、それよりも、オバアチャンがそんな事を許さないと言った方がいいだろう。
 
外交的な事は、オヤジ連中が酋長会議で決めて格好つけたりしているが、家の中では尻に敷かれている酋長も多い。俺に対して偉そうな態度で接していたオヤジが、後で覗いたら横になった奥さんの腰を揉んでいた。普通なら麗しい夫婦愛と見られるのだろうが、サモアでは、そう単純ではありません。俺に見られて、バツの悪そうな顔をしてましたですよ。誇り高く尊大な酋長も、入り婿では家の中で思い通りにいかない事も多いようだ。ダンナが家から追い出されたなんていう話も普通にあり、働きが悪かったり、精力が弱ったりすると若い男に変えたりする奥さんもいるようだ。

そんな中で、今の夫が5人目だというサモア○○カンパニーのアルマ老夫人が居た。5回目の夫とは50過ぎてからの結婚だったそうだが、これが最後だろうと言っていたが、本当にそうかは分からんですね。
アメリカの学者が、サモアの女性は50才を過ぎても普通に子供を産むし、60才になってもメンスが有る女性がいるのは何故かと研究したそうだが、そちらの方面でもサモアの男性は大変なご様子ですね^^


② サモア(wikiより)

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③ ミクロネシアでは母系性(女系性)が一般的(wikiより)

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④ 古代、葛城氏や蘇我氏が真の主役だった(参考)


⑤ ポリネシア人と古代の海人族安曇氏は同族だった(参考)