古代、ポリネシア人と海人族安曇氏は同族だった | 日本の歴史と日本人のルーツ

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海人族安曇氏(男性遺伝子Y-DNA、C1)は1万年以上前はインドシナあたりにおり、北上して東シナ海、黄海、渤海あたりから、朝鮮半島を南下して対馬海峡あたりから北九州あたりに到達し、弥生時代初期には、さらに日本列島全体にひろがっていたと言われている(参考)

この海人族のC系統が太平洋全体に広がり、その後をO系統が後を追うように広がり、現在ではポリネシアあたりにC系統の海人族が分布している。

彼らC系統の海人族は母音言語を話し、日本人のルーツの一つ海人族安曇氏ゆかりの言葉をポリネシア語で解釈出来ると期待されている(参考)


参考

① 日本語、ポリネシア語は、世界に稀有な自然音の言語「母音言語」(参考)

日本語は世界でも極めて珍しい母音言語といわれます。音節は必ず母音終わりで、つまり子音と母音がセットになっていて、語尾が子音で終ることはありません。また、子音の種類は十を少し超えるくらいしかなく子音組織が非常に簡素になっています。つまり「母音を主体」に認識する言語なのです。

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② 太平洋の言語(オーストロネシア語族)は、C系統「母音言語」に、O系統「子音言語」がかぶさった「塗り重ね構造」をなしている。ここから日本語の源流も明らかに(参考)!

さらに詳しく観察するとO系統が西(大陸に近いほう)、C系統が東に寄って(大陸から離れたほうに寄って)分布していることが分かります。例えば、台湾ではO1系統が90%、逆にポリネシアのクック諸島ではC2系統が83%を占める。

ここから考えられる仮説は、現在似通った言語を話しているが、C系統が先住で、O系統が後から来たということです。後から来たO系統の言語が大陸側を基点(起源)として広がりましたが、先住のC系統の母音言語の発音が、ポリネシア地域を中心に残存している、つまり、「塗り重ね構造体」をなしているということだと思われます。

まとめると、母音言語(C系統の言語)と子音言語(O系統の言語)の歴史は以下の3段階に構造化できます。ここから日本語とポリネシア語の関係、そして日本語の源流も明らかになると思います。


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③ 縄文海洋性ハンター(海人族安曇氏)遺伝子のY-DNA「C1」(参考)

縄文海洋性ハンターY-DNA「C1a」は今回Y-DNA「C1a1」になりました。そしてヨーロッパにわずかに検出されているY-DNA「C6」が「C1a2」と、かなり近い兄弟遺伝子と分類されました。


④ 海人族安曇氏はインドシナあたりから北上して来た(参考)


⑤ 海人族安曇氏が日本列島に縄文人、稲作弥生人を渡海させた(参考)


⑥ 弥生時代初期、海人族安曇氏が青森あたりの縄文人にまで水稲稲作を伝えた(参考)


⑦ 海人族安曇氏もカヌーを操った(参考)


⑧ 古代、日本とポリネシアの共通の習慣(参考)


⑨ 里芋はポリネシア人から貰ったか(参考)


10 成人T細胞白血球病は日本列島へは海人族安曇氏が持ち込んだ(参考)。ただし、現在のポリネシア人は感染していなかった。