自己開示の効用(後編)【コミュニケーション】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

自己開示を目的別に分類すると
次のように分けることができます。


◎自分を紹介するための自己開示

 -自分の属性や特徴、好きなこと、
 嫌いなこと、大切にしていることなど-


◎理解を得るための自己開示

-相手の「なるほど…」という反応を
  期待するもの-


◎共感を得るための自己開示

 -相手の「そういうことってあるよね」
  という反応を期待するもの-


◎関係を近づけるための自己開示

 -相手との共通体験、
  似ている考えや価値観に関するもの-


◎独自性を表すための自己開示

 -他の人とは違う考えや気持ちを表現して
  自分の個性を打ち出すもの-


このように、
一言で自己開示と言っても
その背後に様々な
目的があることが分かります。


自己開示を全くしないでいると
「何を考えているのか分からない」
と思われます。


しかし、
TPOを考えずに
自己開示をするのは、
あまりにも無防備です。


自己開示する時に、
自分なりに目的を意識して行うと
コミュニケーションの質が
それまでとは違ってくるでしょう。


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