くまタフ Round1 | なし

なし

無し






 くまみこTOUGHの二次創作短編小説となります。





 暴力、グロテスク、猟奇的な表現が含まれております。
















 20× × 年秋 東北地方某県“熊出村”付近の街にて…ソレは起きた。












 「うわあああああっ!!(PC文字)」

 白昼の最中、街の繁華街に建てられている雑居ビルから、男の低い声から一気にドスの効いた高い悲鳴が揚がった。

 その雑居ビルは、ある興業が取り仕切っている。
 興業は非合法な仕事で多数の利益を得ており、所謂、暴力団ーヤクザと呼ばれる集団であった。
 そのヤクザの事務所が雑居ビルの一室にあり、そこから悲鳴が揚がっていた。

 事務所の中は凄惨な状況に陥っていた。

 複数名のヤクザ組員と思われる者達の遺体が散乱していた。
 その遺体の何れもこれもが目に当てられない状態だ。

 単純に首の飛んだ者、頭が砕かれ脳奬や眼球、歯や顎等が飛び散っている者、手足がちぎれ無くなった者、胴体から五臓六腑やアバラ骨等が突き出た者。

 事務所内は組員の血肉や折れた日本刀、拳銃、サブマシンガン、ソレ等の弾丸が散らばっており、銃を使った事による硝煙の匂いと遺体から飛び散った内容物の悪臭が混ざりあって漂っている。

 他の者より高級であろうスーツを着た、中年太りし、薄くなっている頭髪が更に乱れてみっともない状態になっている男。
 男はこの興業の組長である。その男が青ざめた顔をし、身体を震わせながら床に腰を落としていた。

 「はわわわああっ…ヒィ…化け物…」

 組長が視ている先には、組長を二回り三回りも覆い被さる程の大きな者が居た。

 大きな者は、組長に呟いた。

 大きな者「大切に育てて、守ってきたんだね。貴方の娘さん美味しかったよ。」

 大きな者が組長にそう言った時、大きな者は組長に向かって何かを投げつけた。

 ソレは人の首だった。セミロング位ある前髪を揃えた黒髪の可愛らしい少女だった。
 その少女は組長の愛娘であった。男は叫んだ。
 組長は怯えから転じて、火山の様な怒りを露にし大きな者に向かって、手に持っていた純正であるロシア製トレカフ拳銃を撃ち放った。

 組長「死ねえええええっ!! 化け物熊!!」

 男は大きな者に、化け物熊と言い放ちながら、トレカフ拳銃を撃ち続ける。

 しかし、大きな者こと化け物熊は、その丸太のように大きく太い腕で顔を守りつつ弾丸に動じずに男に向かって、速く勢い良く突進していく。
 そして、瞬として腕を男に降り下ろした。

 組長「えっ」

 その呟きとともに、組長の意識が白く黒くなり途切れたと同時に組長は正面から6つに分断されて崩れ落ちた。化け物熊の手から生えている鉈の様な長爪で切り裂かれたのだ。
 そして、化け物熊は組長だった物に向かって、言い放つ。

 化け物熊「まぁ、“まち”の方が美味しかったけど。純粋だからね。」

 雑居ビルの硝子を突き破りつつ、化け物熊は飛び降りた。
 化け物熊は、飛び降りた先に何かを感じる。
 感じたその先に男がいた。

 登山服様な服装で、頭はボウズスタイルの金髪で、眉毛は太く、二重瞼であり、鼻はソコソコある男だ。
 美青年とは対極とは言わないが、方向性の違った感じがしている。そして、親しみやすい雰囲気と力強い何かを同時に感じさせる様な男だ。

 男は化け物熊に対して喋り掛かる。

 男「熊が本当に人の言葉を喋っているやんけ。なぁ、熊さん1つ聞いても良い事があるがええか?」

 化け物熊「その前に、貴方が自らの名前を名乗るべきじゃないのかな?
 “灘・真・神影流”当主“宮沢 熹一”さん?」

 化け物熊は男にそう言うと、男は化け物熊に返した。

 熹一「なんや知っているんかい。そう、ワイは“灘・真・新影流”当主の“宮沢 熹一”や!!
 何でも知ってそうな熊やのう。面白いやんけ。」

 化け物熊「そうかい? 貴方と日下部覚吾の死合は有名じゃないか。
 そうそう答えは先に言っちゃうけど、“まち”は僕が喰べた。僕と一緒になったんだ。」

 熹一「質問する前に答えられてしもうたわ。やはりな…お前を始末せなアカンわ。“クマ井 ナツ”。」

 化け物熊の名は、“クマ井 ナツ”と言う名だった。
 そう言われたナツは、自らの牙を剥き出しにし獲物を狙うかの様に、熹一へとジワジワと詰め寄っていく。
 熹一も同じようにナツへと詰め寄る。

 二人が円を描くように互いの距離を慎重に取っていく。
 そして、ある程度の距離になった時だった…

 熹一「しゃあっ!!」

 ナツ「グガアッ!!」

 二人はぶつかって行くように、勢い良く速く相手に向かっていった。















 ~雑記~

 書きたくて書きたくて、たまらないから、ぶん書いてやった。

 何処の店もプレイボーイ置いていないんだよ あーっ!

















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(アッキー)