こんにちは、新規開拓スタッフです。
先日、株式会社 IHI 様 にて
「自分が変われば会社が変わる
~あなたを変える本気へのきっかけ~」をテーマに
講演をさせていただきました。
先頭にリーダーが立ち、グループのメンバーに対して指示を出します。
会場が広いため、一番後ろのメンバーまで大きな声で指示を伝えなければ、
全員の行動をそろえる事は出来ません。
声だけでは、後ろのメンバーまで指示が伝わらないと判断したリーダーの方は
動作を加え、さらに見えやすいように椅子の上に上がるなどして、指示を伝えます。
即座に状況を判断して、そのやり方をメンバーに伝えたリーダーの方々の
行動は素晴らしかったです。
指示命令は、短い言葉でわかりやすく行うこと。
丁寧な言葉で遠慮をしていたのでは、リーダーとしてメンバーを
統率することは出来ません。
リーダーというポジションに就いた以上、リーダーとしての役割の中に、
指示を出し、メンバーを動かしていくことが求められる場面が多々あると思います。
講演の中では、美しいお辞儀のしかたについてのポイントをお伝えしました。
お辞儀の変化を見てみると、はっきりと違いがわかります。
まずは普段どおりのお辞儀です。首や背中が丸まっています。
正しいお辞儀のレクチャーを受けた後、皆さんの背中がまっすぐに伸び
とても美しいお辞儀へと変化しました。
こちらは、普段通りのお辞儀。
やはり多くの方が首が丸まったり、背中が丸まったりしています。
正しいお辞儀を身に付けた後は、身長差があるにもかかわらず、
角度が一定になり、全員がそろった美しいお辞儀へと変化しました。
続いて、話を聞く時の姿勢です。
態度、姿勢で、印象は大きく変わります。
まずは、椅子に深く腰掛け、背もたれに背をあずけて話を聞きます。
話し手は、聴講者から否定的な印象を受けます。
今度は、椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして話し手の方向をまっすぐに向きます。
印象が全く異なっているのが、わかりますか?
正しい姿勢で話を聴いていると、聴講者の真剣さが話し手に伝わります。
実際に、他の企業様で私どもの研修を受けられた、部下がいらっしゃる管理職の研修事例です。
部下の話を聞く際に、体を向けて話を聞くようにしたそうです。
どんな変化が起きたかというと・・・
以前は、名前を呼んでもその場で返事をするだけだった部下の方々が、
(名前を呼んだ)上司の目の前まで走ってくるようになったとのことです。
体の向きを向けて話を聞く。
それだけで、相手の行動が変わったという事例です。
自分が本気になれば、それは相手に伝わり、やがて相手もその本気に応えてくれるのではないでしょうか?
合わせ鏡という言葉もよく聞きます。
まさに、上司対部下、営業対お客様・・・
全て同じなのだと思います。
少しずつの意識で、自分が変わることで相手が変わるように、会社の風土や雰囲気なども変わっていくのではないでしょうか?
今回の講演を実施させていただくにあたり、事前に IHI 様の様子を伺いました。
中でも、
「世界中のお客様の為に」を考え、行動しよう!
社員全員が一丸となって、「誇りを持てるIHIブランド」を作っていこう!という想いにとても感銘を受けました。
貴重なご縁をいただき、ありがとうございました。