【強力なエネルギー】結びの橋 | 願望を祭式で天に届ける真幸架堂。

願望を祭式で天に届ける真幸架堂。

神職・修験者の真幸架堂です。私は日本古来より伝わる祭式を用いて、皆さんの開運と願望成就のお手伝いを香川県高松市にてしています。

結びの橋


まず私を渡る勇気を持ちなさい。
向こう岸に何が待っているのか、はっきりとわからなくても、
起きることには何一つ無駄はないのだと知りなさい。
二つの岸をつないだ後は、もう一度私のところに戻ってきなさい。
二つの世界の両方を生きるために。




【大地のカード】
 滝や祭りなど、実際の場所や出来事に宿るスピリットのエネルギー

【テーマ】
 両極の統合 中道 渡る勇気 橋渡し

【場所】
 東京都中央区の日本橋をはじめ全国各地の橋。
 神社内の池にかけられた橋など。






【カードからのメッセージ】
神社や仏閣など、多くの聖域には橋が掛けられています。
橋は、こちらの端-此岸とあちらの端-彼岸を結び、私たちは橋を渡って聖域へと入っていくのです。

伊耶那岐命(いざなぎのみこと)、伊耶那美命(いざなみのみこと)は「天の浮き橋」を使って、淤能暮呂島におりられました。
橋は高天原と地上を結ぶ重要な役割を果たしてくれます。
そこには神霊が宿っているのです。
今、知覚している次元から、五感を超えた更なる拡大した次元へ向かい、勇気を持って橋を渡ってください。
未知の領域を探検することに怖れを感じるかもしれませんし、拡大するために自分自身を深く見つめることも怖いかもしれません。
でも大丈夫。
渡ろうと思った時から、もう扉は大きく開いています。

永遠不滅の魂の可能性を探求していきましょう。
そして崖と崖、川のあちらとこちら、2つの隔たった場所をつなぐのが橋。
橋のスピリットは、この次元とより精妙な次元を結ぶだけではなく、男性性と女性性、傲慢と謙遜、生と死といった二元性の両極を結ぶエネルギーそのものです。
このカードをひいたあなたは、ひょっとしたら片方の岸だけの世界を体験しているのかもしれません。
「正しくなければ」とルールに縛られているなら、ちょっぴりはめをはずし、思い切って反対側も体験してみましょう。
獲得するために一生懸命、積極的に行動してきたなら、ここらでちょっと一休み、ゆだねて受け取ってみるのもいいでしょう。

二元の両方を観察したら、それを結ぶ橋に戻ってきてください。
大きくアーチを描く聖なる橋の上からは、2つの世界が1度に見降ろせます。
あなたは中道-バランスのとれた真ん中の道を歩きはじめるのです。
また、橋のスピリットは、岸をつなぐように、人と人、物と物が繋がるのを助けてくれます。
いまこそ、ネットワークを創るのにタイミングはピッタリです。




(出典『日本の神託カード』大野百合子・著)