インターネットに繋ぐ: 無線LAN編 | パピーリナックスをはじめよう

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パピーに限らず一般にLinuxは、Windowsと違って無線LAN接続はなにかとたいへんです。ひとつは対応ドライバが無い場合がある。もうひとつは、AOSSやWPSなどの自動接続手段がLinux用には提供されていないことです。

無線LANはふつう暗号化されています。その (1) SSID、(2)暗号化方式、(3)暗号化キーの3つが設定には必要です。無線親機からその設定を読み出す方法は、メーカーサイトで調べてください。BaffaloのAirstationに接続する記事を昔に書きました。

それ以前に、対応するドライバがあるかどうか、またその対応状況も問題です。デスクトップ上の「接続」アイコンをクリック、あるいはメニューから「インターネット接続ウィザード」を実行してください。

開いた画面の上のほうに表示される「利用できるネットワークインターフェース」のところに eth0(ケーブル接続用のもの)の他に wlan0ra0, ath0 のようなインターフェースがあれば、ドライバは存在しています。もし eth0 や eth1 しか無ければ、そもそも対応するドライバがありません。

無線LANインターフェース

対応ドライバが無い場合、それをネット上で探さないといけませんが、最新パピー 571JPなら、すでに豊富なドライバを内蔵しているはずで、最新パピーでもダメなようなら、ドライバを探すよりは、動作確認が取れているUSB接続の無線LAN子機を購入するほうがてっとり早いでしょう。

Ralink社のチップを使うUSB接続の無線LAN子機は571JPに内蔵のモジュール rt2800usb が使われることが多いです。ところが機種によってはスキャンしてもアクセスポイントを見つけられないということもあります。このケースで Ralink社が提供するドライバを使うほうが良い場合があります。日本語フォーラムの次のトピックを訪ねてください。
パピーリナックス日本語フォーラム: USB無線子機Ralinkドライバ

旧バージョンのパピーではドライバの追加が必要かもしれません。
431JP2012についての記事をご覧ください。

極楽はぜのブログにはパピーと無線LANに関する情報が満載されています。その中に
puppylinuxパピーリナックス無線LANのバージョン別対応表があります。

パピーのインターネット接続についての文書があります。
HOWTO: インターネットに接続するには(補足版)