空想から理想、理想から現実へ(2023達磨祭) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

10月5日は、総本山少林寺の本尊にして、禅の祖師、達磨大師のご命日。

全国の道院では、そのご命日の前後に、
達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲ぶと共に、拳士一人ひとりがいっそう拳禅一如の修行に精進し、
「達磨の子」として七転び八起き、不撓不屈の精神と本当の強さとやさしさを身につけることを互いに誓い合う、達磨祭を執り行います。

 

我孫子道院の今年の達磨祭は10月21日でした。

 

 

達磨大師の教えといえば、不撓不屈の精神と七転び八起き。

「不撓」とは、「(困難に遭っても)ひるまないこと」。

「不屈」は、「苦難に負けず、意志を貫くこと」。

七転び八起きは、七回転がって、八回起きる……

 

いずれにせよ壁にぶつかったり、躓いたりしなければ、必要ないことなので、達磨の精神に近づくためには、まずチャレンジャーであることが大前提です。

 

なので、今年の達磨祭では、「失敗を恐れず、常にチャレンジャーであろう」と拳士たちに呼びかけました。

 

そのためには、まず夢を持つこと。

はじめは空想、夢想でもいい。

それが理想になり、理想がやがて現実になる。

 

自分の可能性を信じて、大きな夢を追いかけよう。

 

 

ちなみにワタシの夢は、80歳になるまでに、いや70半ばには、

達人になること。

もうひとつは、今の門下生達が、いつかみんな道院長になること。

 

どちらの夢も、達磨精神でじっくり追いかけていきます。

 

・おまけ

科目表には載っていない「ダルマ受身」を行ない、
七転び八起きを実践・体現する拳士たち。

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108』