トキソプラズマのこと・その1 | 二人と二匹おいしい生活

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美味しいもの好きなアメリカ人夫と我が家のお犬様(シーズーと新たに加わったチワワ)と日本で暮らしてます。毎日のごはんやワンコとの生活を中心に日々のことを綴っています。

妊娠初期の頃、妊婦生活の覚書として別ブログを書いてみたことがあったものの、全然続かなくて断念し、ここでチョコチョコ書かせてもらっています。

で、その別ブログにてトキソプラズマのことについて書いたことがあったのだけど、今日アメブロのトピック(?)でトキソプラズマに関する質問、それに対する答えを読み「あぁ、何でそんなこと言うんだろう」という回答が多かったので、過去に別ブログで書いた物をここで改めて載せたいと思います。

当時暗い気持ちで書いていたし、興味の無い方も多いと思いますが、これから妊娠を考えている方・現在妊娠中でトキソプラズマに感染したかも?と不安に思われている方には是非読んでいただければと。

以下当時の日記です。

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妊娠8週目に血液検査を行いました。

項目はHIVやクラミジア等。風疹(有料)も入っていましたが、タイミング良く(?)私は1年前にかかったので抗体があるはずだからパスしたいと伝えたものの
私の住む地域では義務で受けなくてはならないとのこと。子宮がん検診も会社の健康診断で2か月前に受けたばかりで義務ではないけど、これは無料なのでせっかくだから受けておきました。

次の検診は1か月後の12週目。その前に結果は出てるからできればその前に来てと言われたものの、病院はちょっと遠いし自分が検査に引っかかるとは思ってもいなかったので、次回の検診のときに結果を聞けばいいやと思っていました。

しかし10週目に、腹部の鈍痛が続き会社を半休し病院に行くこととなりました。

切迫流産を懸念していましたが、その腹痛事態はただの便秘とのこと・・・

で、その時に検査の結果を聞いたのですが、「一つだけ良くない数値が出ています」と。

それがトキソプラズマでした。

160未満が陰性なところ、私のは640だという。。

4倍の数値です。

とりあえず再検査でIgM値を測りいつ頃の感染なのか絞ることに。

このトキソプラズマは、生肉(レア)や生ハムなどの過熱が十分ではないお肉の摂取や(感染源を持っている一定期の)猫の糞から感染するそうです。

フランスでは80%以上の人がこの抗体を持っているそうですが、日本では稀なことだそう。
ただ肝心なのは初めてかかった時期が妊娠前なのか妊娠してからなのかか。

最初にこの結果を聞いたとき、頭が真っ白になったけど、帰りの道すがらよく考えてみたら

私は子供の頃猫を飼っていたし(しかも外と中を出はいり自由にしていた。でもトイレの世話はあまりしていなかったような・・)
生ハムも昔からよく食べ、ステーキは絶対レア~ミディアムレア派。子供の頃から牛刺し馬刺しを喜んで食べていた。

こんな生活をしていた私が、34年間今までかかったことなく、この数か月で初めて感染するなんてナイナイ!と高を括り、それほど心配していませんでした。
むしろ抗体があるならもうこれから新たにかかる心配なくてラッキーでは?とまで思っていました。

が、一週間後の再検査でIgm値も陽性との結果が出てしまいました。

これは最近感染した可能性の高さを意味します。

この病院で検査できるのはここまでで、次の精密検査は三井記念病院の小島先生という方でないとできないとのことで
(なぜかその場ではなく)次回のその小島先生の出勤日に合わせ、来週の水曜にいつもの病院へ行き、そこで小島先生に交渉しアポをとってくださるということになりました。(こういうアポって病院間の事務でやり取りじゃないんでしょうかね??)

帰りの電車でトキソプラズマのことを調べまくり、知れば知るほど病気の重さを知り絶望感でいっぱいに。

家に帰って号泣してしまいました。

ただし、さらに調べて分かったのは、感染してから数年経ってもIgm値が高いままで陽性になってしまうことがあるということ、なってしまうことがあるどころか、陽性になった人の85%がその次のIggテストの結果陰性だということを知りました。

まだ希望はある!三井記念病院のアポがいつ取れるのかまだ分かませんが、日本で唯一の機関らしくかなり取りずらいらしいのでこのまま恐怖を抱えながらの年越しとなるのがものすごく辛いですが、クヨクヨしていても仕方がないし、今更できることなんて何もないので、とりあえずあまり考えないようにしていきたいです。


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次回以降に続きます。