皆様、こんばんは
9/8からスタートの阪急うめだ本店B1出店の商品紹介、
まだまだ続きます(今回で終わるつもりです)
一昨日ご紹介致しました「ビアンコマンジャーレ・エ・ジェーロ」は、シチリアレモン、シチリア産ブラッドオレンジ、チョコレートの3種のご用意なのですが、
もう1種類、
「ブロンテ産ピスタチオのビアンコマンジャーレ」
もご用意させて頂きます
これです
なんと2017年に難波髙島屋さんの催事で販売させて頂いて以来の登場になります
(この画像は2017年当時のものです。今回のトッピングは、クラッシュしたブロンテ産ピスタチオの予定です☆)
ビアンコマンジャーレのベースに、ブロンテ産ピスタチオペーストをたっぷり、バランスよく合わせたもので、濃厚なピスタチオの風味を存分にご堪能頂けるお味となっております
(もはやビアンコマンジャーレとは言えないお色です)
ピスタチオの風味をシンプルにお楽しみ頂きたいので、これはジェーロを重ねないことにしました
次はいつ登場するか分かりませんので、是非この機会にお楽しみ頂けたらと思います
続きまして!
③パスタ・ディ・マンドルラ
当店の一番の定番焼き菓子です
今回は、5個入りのスタンドパックをご用意致します☆
(プレーン5個入りとミックス5個入りです)
当店のパスタ・ディ・マンドルラは、
もともとは、北堀江でレストランをしていた時に、食後のコーヒーのお供としてお出ししたのが始まりで、お店の商品として初めて販売させて頂いたのが、このパスタ・ディ・マンドルラでした。
小麦粉を一切使わず、粉はアーモンドパウダー100%、南イタリア産の蜂蜜と卵白、お砂糖のみ(プレーンの場合)で生地を練り上げ、オーブンで焼く、という大変素朴でありながらも香り高く上品な、シチリアの伝統菓子の一つです。
もちっと柔らかい独特の食感が特徴で、大変人気者さんです
この「パスタ・ディ・マンドルラ」という名前も、なかなか覚えづらいものかと思いますが、意味を知って頂くと覚えやすいかもしれません。
「マンドルラ」は「アーモンド」の意味、
「パスタ」は、この場合「粉を(水分等で)練ったもの」という意味になり、
「ディ」は「~の」に当たる前置詞ですので、
「パスタ・ディ・マンドルラ」
は
「アーモンドを練ったもの」
という意味になります
そのお菓子の説明が、そのままお菓子の名前になっているパターンです。
日本で販売するにあたって、もっと短くて覚えやすい別の商品名を、と思いましたし、実は一時期、別の商品名を使っていたこともあるのですが、どうにもこうにもモヤモヤが晴れず、結局「パスタ・ディ・マンドルラ」にしました。
この長い名前を知って頂くのも、シチリアの伝統菓子をお伝えする上で意味のあることかなと思っています。
このお菓子を食べてシチリアに興味を持って下さり、いつか実際にシチリアで現地のパスタ・ディ・マンドルラを食べてみて下さったりする方がいらっしゃるかもしれないではないですか・・・?などと想像すると楽しくなります(笑)
(いつか是非ご一緒しましょう)
この断面を見て頂くと、「もちっ」「ねちっ」とした食感の焼き菓子なのが伝わるかな?と思っておりますが、いかがでしょうか
この画像でも、右側のはナイフで切ったものです。もちっと柔らかいのでナイフでこのように切れるんです
(コロナ前はこうして小さくカットして爪楊枝に刺してご試食頂いてたなあ・・・)
ちなみに、今回は5個入りスタンドパックのみのご用意ですが、
今年の5月、宝塚歌劇場内でも販売させて頂いておりました
イタリアが舞台の花組の公演に因んでということで、このパスタ・ディ・マンドルラを販売して頂いていたのですが、期間半ばで緊急事態宣言が発令され、花組の公演自体も中止となってしまいました。(販売も急遽終了となりました)
あの時はファンの皆様も本当に残念だったことと思います・・・
いろいろありましたね・・・
昔からのお客様はご存知のことですが、
約8年前に、シェフが椎間板ヘルニアで数か月間料理が出来なくなった時にも、このパスタ・ディ・マンドルラのおかげで随分助けられ、その後シチリア菓子の販売に注力するようになっていきました。
そんなこんながいろいろありますが
パスタ・ディ・マンドルラ(皆さん”マンドルラ”と呼んでくださってます)もどうぞよろしくお願い致します
・・・申し訳ございません、終わりませんでした!
その④に続きます