違和感が働かない私と王子。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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先日、気付けば靴下を裏表逆にはいたままほぼ1日を過ごしていました。柄のある靴下なのに、オマケに裏起毛仕様なのに、ついでに言ったら外も歩いた(2回はスリッパに履き替えてます)のに…いざ脱ごうというタイミングでやっと発覚したのでした。あまりの己の「気付かない力」に「なーんで途中で『あれ?なんかおかしい』ってならなかったかなぁ…」と驚きと呆れでも思わず笑ってしまいました。裏起毛は温かさを得るためにあるのに、反対にはいたら意味が無いじゃないか、と自分に自分でツッコミながら靴下を脱いだのでした。違和感すら感じなかった…大丈夫か私。インナーの裏表逆なら、首元が窮屈で気付けたかも知れません。もしインナーでもこんな状態だったら、いよいよ自分のことながら心配になりそうですよ。
「何で気付かないの!?」とヒトのこといえない私でも突っ込みたくなくなる一例をふと思い出しました。バレエの演目でも有名な物語「白鳥の湖」で、悪魔のしわざで白鳥に変えられ夜しか人間に戻れないオデット姫がお城の舞踏会にてジークフリート王子に会いに行く(王子と結ばれたら完全に人間に戻れる)途中、黒鳥オディールに逢瀬の邪魔をされてしまうシーン…。「私がオデットです」と踊り出し王子を誘惑しにかかるオディールはバッチリ黒い衣装をまとって「黒鳥」なんですよね。いや、オデット姫白鳥だから!王子気付いて、最初会ったとき衣装白かったじゃん!オディールの父(悪魔)の魔力で誘惑に乗せられている設定とはいえ、「気付いて!王子気付いて!」ともどかしかった記憶が蘇りました。