アチョーではなく、コーン!かな。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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「じゃんけんって、じゃんけんだけじゃなかったんだ…」という意味不明な感想が出てくるような史実を知りました。じゃんけんと言えば「石(グー)、紙(パー)、ハサミ(チョキ)」のいわゆる三すくみ状態を利用したゲームであり、様々なシーンで使われる遊び…時に勝負や役割決め、決定権争い等に使われるアレですね。じゃんけん強くて得する人、弱くて損ばかりの人、いい思い出ある人無い人、じゃんけんに対するイメージは様々だと思います。世界各地にじゃんけん的なものはあるようですが、日本では江戸時代から明治時代にかけて今のようなスタイルが確立されていったとのこと。そしてその前(1700年代後半)に狐拳(きつねけん)なるものが存在しており…という話を聞いたのです。
狐拳?拳法の一種?酔拳みたいにアチョーってやるやつのキツネモチーフバージョン?と思ってしまいましたが、これも三すくみを利用した遊びで、お座敷遊びの一環として楽しまれていたのだとか。登場するのはキツネ、猟師、庄屋。キツネは猟師に打たれ、猟師は庄屋に頭が上がらず、庄屋はキツネに化かされて…の三すくみ。正座しながらキツネは両手を頭にあげて「キツネ耳」を作り、猟師は猟銃を構えるポーズをとり、庄屋は膝に手を置いてシャンとする。掛け声に合わせお互いが取ったポーズで勝ち負けが決まり、負けたらお酒を飲んだりチップを払ったり。お座敷、盛り上がりそうですね。個人的にはアチョーの方の狐拳もあってほしいなと横道にそれた考えが出てきましたが。