委員長「今日は先生不在のため自習です」。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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マンガやアニメなどのワンシーンに、「今日の授業、自習になった」と告げられて生徒達が喜んだり教室を抜け出したりする描写を見たことがあります。大抵学校が舞台のストーリーが展開していくなかで発生するような。学級委員的な生徒や代理の先生がやってきて「○○の授業は自習になりました」と他の生徒達に告げる➡生徒達ちょっとざわつきならがらも「ラッキー」とか「雑誌読んじゃお」とか、「外行こうよ」などとまるで自由時間を与えられたかのようなムードになる…と話が進んでいくケースが多々ある気がします。自習…私が通っていた学校ではまずあり得ないシステムでしたし、経験したこともありません。先生が授業を行わない時間がある、なんて考えられませんでしたね。先生は必ず、どんなときも決まった時間に授業をする環境が我が校では厳守されていたのでしょう。そんな背景もあり、自習というのは私にとって縁遠い存在…ファンタジー的なイベントととして解釈していましたよ。
実際に自習を経験したことがある知人から話を聞くと、知人の場合は自習となったら図書室に移動を促され本を読んだり予習復習をしたり、教室内で与えられた課題プリントに取り組んでいたと「自習内容」をかつての記憶から呼び起こしてくれました。やはり知人も数えるほどしかそんな事態には遭遇しなかったとのこと。作品の中で自習はしょっちゅう起きるのは、その時にストーリーが進んでいくための演出だったりきっかけを作るためなんでしょうね。指導者無き場所で自分で勉強するって、あれこれ誘惑に脳内が支配されがちな若人にはちょっと難しいような。何なら今でも自習、自学は難易度が高いと感じるのは私だけでしょうか。