全然出来ないスタッフでした。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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新生活、新入生、新社会人等々、この月は「新しい」環境に置かれたりや立場になったり、暮らしをする方々が多い季節ですね。先日もとあるサービス系の会社に新社員が数名入社してきて、少しでも早く、楽しみも感じながら仕事になれてもらうため、先輩や上司が奮闘する様子をニュース番組の特集コーナーで観ましたよ。「万年人手不足でして。辞めないで欲しいですね」とインタビューに答える先輩社員の殿方を見て、優しい人だと思いつつ、時代は「辞めないで欲しいから新人教育や研修はできる限り丁寧に優しく」という何かと気を使う姿勢がより求められるようになったのかもなぁと感じました。私の若い頃は、仕事先によっては指導の厳しい所もありましたよ。新人研修担当の先輩から「楽しさばかり求めるのは仕事じゃないから。お金もらってるんだからね。やる気でないとか、つまらないとか、嫌なら辞めて。他にも人はいるから」と、厳しい言葉を放たれ緊張状態のなか新人達として団子のように固まり、仕事を教えてもらった記憶がありますね。研修終わりにみんなでメモに書いた要点を確認し合い共有し合い…「早く仕事出来るようにならなきゃ」と焦ったものです。ちなみに、その仕事場は飲食系。学生アルバイトとして入ってきた私は、覚えることが多すぎる…と途方に暮れたままひと月あっと言う間に過ぎていきました。
そういった背景がありましたから少し時間が経過して、厳しかった研修担当の先輩に作業の成果をちょっと褒められた時は嬉しかった…。滅多にないことでしたが。スタッフとしてキビキビ働くタイプではなかったため、いつまでも時給アップや任される仕事は増えなかったため、なかなか肩身が狭く自信など到底芽生えずでした。働くって甘くないと認識する時間ではありましたが。はじめてのアルバイト先でのほろ苦き思い出です。