さようなら、RN8ストリーム。こんにちは、RU3ヴェゼル。 | 変人0号のブログ

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我が家の愛車、N BOXについては何度か紹介しましたが、もう一台の愛車、RN8ストリームはまだ紹介していなかったと思います。

 

 

そのストリーム、2007年3月に我が家に来てからは家族旅行やスポーツキャスティング&釣りの遠征に11年間活躍してくれました。

今までにストリームで出かけた所といえば・・・

西は九州・長崎,福岡~南は四国・高知,愛媛,香川~北は島根~東は小豆島,淡路島,神戸などなど・・・

たくさんの旅行の思い出があります。

 

これまでの車歴でも11年も乗り続けた車は無く、大抵7年目の車検を目安に乗り換えをしてきたので、愛着も相当に持っていました。

 

走行距離は95,000kmを超えており、できればこのストリームでオドメーターが100,000kmを表示する瞬間を見てみたかったのですが、それを実現するためには11年目の車検費用とタイミングチェーンや点火プラグの交換などなどにも支出が必要となります。

 

 

あと4年~5年乗り続けるつもりでないと今回の車検を通すことはできないのですが、そうなるとN BOXの買い換えとも時期が接近し過ぎて支出が重なることになります。

 

そんな事情もあり、愛着はあるもののストリームの買い換えを決意したのが昨年秋のこと。

 

買い換えの候補としては、ストリームと同じく6~7人乗車が可能なステップワゴン,フリード,ジェイドといったミニバン系の車と、普通に5人乗りですが今まで乗ったことのないSUV系のヴェゼルを挙げて、ディーラーさんで実車の見学と試乗をさせてもらいました。

 

その買い換え検討第一段階で、まずはジェイドが脱落。

運転席周りの斬新さはあるものの、スタイリングやドライバビリティーの面ではストリームと大きな差が見いだせず、「買い換えた」感が無いのがマイナスポイントでした。

 

続く第二段階では、フリードが脱落。

デジタルメーターの視認性や運転席から死角の少ない運転視野の開放感はプラス評価だったのですが、何故だろう?試乗時に感動がほとんど感じられない・・・

さらに、後席に乗った家族から「シートが薄っぺらくてN BOX以下かも」との評価が最大のダメージとなり、候補から脱落。

 

やはり、運転して「楽しい!」ことと同乗者が「乗り心地良い!」と感動することは最重要でしょう。

 

ステップワゴンも、マイナーチェンジで登場した2モーターハイブリッドモデルの動力性能と軽快なハンドリングはミニバンとは思わせない素晴らしさで好評価だったのですが、二列目シートがセパレートタイプなせいか家族からはまたしても「乗り心地良くない!」との評価で脱落してしまいました。

 

結局、ドライバーの評価と同乗者の評価が共に最高評価だったのが、ヴェゼルでした。

試乗車は停止状態からの動き始めにハイブリッド特有の重さと鈍さを少し感じましたが、2月中旬予定のマイナーチェンジで動き始めがもっとキビキビ軽やかに動く見込みとのディーラーさんのアドバイスもあり、マイナーチェンジの詳細が分からないものの購入の契約をしたのが今年1月の終わり頃のことでした。

 

念のため、ほぼ同じハイブリッドシステムを積んでいるフィットを試乗させてもらい、動き始めのキビキビ感をチェックさせてもらいました。

フィットとヴェゼルでは、車重の違いとエンジンの特性差・・・直噴エンジンのヴェゼルに対しアトキンソンサイクルエンジンのフィット・・・があるので多少フィーリングは変わるかも知れませんが、マイナーチェンジ前モデルのヴェゼルよりはかなり動き始めのキビキビ感が増すと予想されました。

 

こうして、あとはマイナーチェンジモデルのヴェゼルが納車されるのを1ヶ月半ほど待つことに・・・

その間、愛着のあるストリームでの「ラストラン」を楽しむことにしました。

 

ストリームでのラストランは、11年前に納車されて最初に家族でドライブに出かけた四国・香川県へ行きました。

香川県は私の祖父母が暮らしていた地であり、子供の頃には夏休みに遊びに行って海や山で過ごした楽しい思い出があります。

大人になってからは車で何度も訪れていますから、特にナビに頼らなくても主要な観光名所や祖父母が住んでいた地区には行くことができます。

 

琴引公園で巨大な砂の銭形を見て、いりこの産地:伊吹島が見える峠で愛車の写真を撮り、小学生の時に初めてキスやベラを釣った海岸へ行って・・・

と、11年前に新車ドライブしたルートをほぼそのまま走ってみました。

 

 

ハンドルやシフトレバー,アクセルペダルとブレーキペダルは常に手足が触れている場所なだけにかなりくたびれていますが、運転が楽しくて疲れず乗り心地も良いストリームでの往復230kmほどの日帰り小旅行は、良い思い出になりました。

 

 

これでいよいよストリームともお別れか・・・と思ったのですが、ヴェゼルの納車までにはあと1回「ラストラン」できるので、最後は愛車で釣りに行ってみるか!と、しまなみ海道を南下して生口島へ行きました。

 

 

残念ながら釣りの方は丸ボーズでしたが、天気も良く多々羅大橋をバックに写真を撮ったり、海岸沿いをゆったり走ってストリームでの最後の休日を過ごしたのでした。

 

そして、いよいよヴェゼルが納車の日。

朝からストリームを洗車&掃除してお別れの準備をします。

 

約2時間かけてきれいになったストリームで、本当に最後のドライブを・・・ディーラーさんまで。

ディーラーさんでは、これから納車されるヴェゼルとストリームを並べて写真を撮らせてもらいました。

 

 

さようなら、ストリーム。11年間、ありがとう。

こんにちは、ヴェゼル。これから、よろしく。

 

新しいヴェゼルでの初ドライブでは、ストリーム最後のドライブで行った生口島へ再び行ってみました。

 

ストリームでゆったりと走った海岸沿いの道路では、ヴェゼルはエンジンが停止してEVモードの超静寂クルージングに。

さらに有料道路区間では前走車を一定車間距離で追尾するオートクルーズ機能で楽々走行を。

ヴェゼルはストリームの世代には無かった先進技術で、運転がより安全で楽になり、そして低燃費になっています。

 

 

これからの11年を、ヴェゼルでまたたくさん思い出作ろうと思います。よろしくね。