N BOXでは、ワゴンタイプの軽自動車として同乗者にもゆったりくつろげる空間を提供したり、軽ワンボックスタイプの広い荷室を提供したりと、後部座席のシートアレンジを切り替えることでマルチプレイヤーなキャラクターを発揮します。
その機能をフルに活用するべく、ホームセンターで購入した500円の合成繊維帯布を用いて我ながら上出来の荷室マットが製作できましたので、2013年2月10日のブログで紹介しました。
N BOXでは、荷室マットを後部座席の背もたれ裏面に常時貼り付けるためにマジックテープを用いた装着方法を採ってみました。
いつでもすぐに、後部座席を倒して広大な荷室を形成してちょいちょいちょいっと荷物が積み込めるようにしたのです。
今回我が家にやってきたヴェゼルにも、後部座席のシートアレンジを切り替えることでN BOXほどは高さこそないものの、面積的には遜色ない荷室面積を作り出す機能が備わっています。
そこで、ヴェゼルの荷室用にホームセンターで薄手のゴム質マット(1畳サイズ)を2枚購入し、現物合わせで採寸・裁断してオリジナル荷室マットを製作しました。
ただし、ヴェゼルの場合は5人乗車用シートレイアウトでの荷室エリアがそれなりの広さで備わっていますから、後部座席を倒して広大な荷室エリアを必要とする機会はN BOXよりもかなり低くなります。
後部座席を倒しての最大荷室面積状態で使用する荷室マット(後部座席背もたれ裏面用)は、常時貼り付けではなく使用時のみ敷き詰めるようにして、後部座席裏面の見栄えが悪くなることを避けてみました。
以下はヴェゼルの荷室マット製作過程です。
①まずは古新聞を利用して、ヴェゼルの実車で荷室の形状を型取りします。
②次に型取りした古新聞をゴム質1畳マットに重ねて、マジックで切り取り線を書き込みます。
切り取り線は実際の荷室形状よりも数mmずつ大きく形取っておくのが、きれいに仕上げるコツでしょうか。
③ゴム質1畳マットに書き込んだ切り取り線に沿って、ハサミで形状を切り抜いていきます。
④この状態でヴェゼル実車の荷室にマットを敷いてみて、あとは現物合わせでカーゴルームのフロアにピッタリ嵌まるように外周を少しずつ切り取って形状を整えます。
完成すると、こちらの写真の通り。ピッタリと実車形状に嵌まっています。
後部座席背もたれの裏面に敷くためのマットは、5人乗車モードでは通常のラゲッジルームサイズの荷室マットの下に隠しておき、使いたい時にだけ引っ張り出す仕組みです。
⑤最後に、余った1畳シート材を利用してリアホイールハウスの側面をガードするカバーも製作しました。
こちらは立ち壁に保護シートを設置することになりますが、マジックテープは使わずに車の内装の繋ぎ目にゴム質マットの上端を差し込んで吊すことで保持するようにしてみました。
結局、日曜日の朝9時から作業を開始して、荷室マットがすべて完成したのが夕方3時半頃・・・
この日は近所の買い物に出かけるくらいしかヴェゼルをドライブすることができなかったけど、来週末からのスポーツキャスティング練習や釣りでの荷物満載ドライブが楽しみになってきました。