変人0号のブログ

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日常のいろいろを書いています。
川魚の飼育,カブトムシの飼育,その他…

昨年からホンダ車の多くでデンソー製燃料ポンプに関するリコールが出ていますが、我が家のVEZELもリコール対象となりました。

 

 

2018年3月からの6年間で55,000kmを走っていますが、体感的に燃料がシリンダーに噴射されていないような症状は出ていません。

 

それでも、燃料ポンプ内の樹脂製インペラにガソリンが湿潤することで劣化し、燃料を送り出す能力を失う恐れがある、となると非常に危険を感じます。

 

リコール対象となってからは、月に1~2回の実家帰省(片道240km)には昨年9月に納車されてリコール対象ではないFITを使っていました。

 

当初の案内では今年3月頃に交換部品の案内をいたします、とのことだったので、2~3ヵ月の我慢かな?と思っていました。

ところが・・・

 

 

4月に入り本田技研工業から届いた書面では、何と2025年春頃に交換用部品の準備ができるとのこと。

「ええええええ!!!!!」

 

 

つまり、あと一年間いつ燃料ポンプが機能しなくなるかわからない状態でVEZELに乗ってください、ということか。

それはないでしょう。

自動車という、一歩間違えれば重大事故につながる商品を作る大企業が、リコール対象車両の部品交換を1年も先延ばしするとは!

 

VEZELは運転しても楽しく、燃費も良いので気に入ってましたが、この書面一通でもうホンダ車には乗る気がなくなりましたね。

今週末か来週末、早めに他の自動車メーカーに買い換えの相談に行ってみましょうか。

 

候補はやはり安心のトヨタでしょう。

気になる車種は、カローラクロスとヤリスクロスですね。

カローラクロスはVEZELより一回り大きくなるのが少し欠点ですが、ヤリスクロスだと後席がやや狭過ぎる印象です。

両方見せてもらって、最適な方を選択しましょうか。

 

正直なところ、VEZELは10年くらい乗り続けるつもりで選んで、6年間大切にしてきたので、とても残念です。

我が家で活躍してくれたVEZELには罪はありませんが、危険を冒してまであと一年リコール対策部品を待つことはできませんから仕方ありません。

 

 

非常に残念です。本田技研工業とデンソーの対応は。

 

 

2013年1月に我が家の一員となり10年と7ヶ月の間、釣りにキャスティング競技に、家族の送り迎えに小旅行にと活躍してくれたN-BOX。

 

いよいよ明日、お別れの時が来てしまいました。

明日、新しいクルマ:HONDA FITが納車されます。

 

N-BOXの走行距離は92,000kmを超えて、エンジンだけでなくトランスミッションや足回りのゴムブッシュに「ヘタリ」が現れて、さすがに少々お疲れ状態です。

 

 

もっともっと、長く乗り続けるユーザーさんもいらっしゃると思いますが、このN-BOXを購入した当初から10年乗って11年目までの間には買い換えることを予定していました。

 

私たち家族のライフスタイルの変化・・・子どもたちの転居や私自身の職場での勤務形態の変化などなどを考慮して、2023年あたりにはクルマを買い換える必要があるだろうと予想していたので。

 

実際に、人生でも大きな節目を2021年に迎えて、私自身は「N-BOXでなければできないこと」から随分遠ざかってしまいました。

 

キャスティング競技を続けていた期間は、毎週毎週の練習と年間に5~6回のキャスティング競技会イベント、そして時々息抜きに魚釣りのために島根県・浜田市周辺や山口県・光市周辺まで魚釣り遠征に、N-BOXで出かけていました。

 

島根県・浜田市にて

 

そのキャスティング競技も、いろいろあり2021年一杯で引退しました。

 

また、子どもたちが自宅から遠方へ転居する際には、持ち前の収納性で大活躍したN-BOXですが、引っ越しが終わればその役目も終了します。

 

年老いた両親と義両親の送迎でも、低いフロアで開口部の大きいスライドドアがあるN-BOXは、乗り降りがし易く好評でした。

しかしその両親たちもとうとう外出すら困難な領域に達して、N-BOXですらお役に立つことができない状況となっています。

これも、ある程度10年前に見込んでいたことでした。

 

そしてこれからの10年。

私たち夫婦が二人もしくは一人で乗るだけ。

時々は子どもたちが暮らす地域まで遠出することはあるけど、大半は自宅から50km圏内の買い物や魚釣りの移動が用途となります。

さらには近い将来、自動車は電気自動車またはハイブリッド車だけが販売されることになるらしいので、軽自動車よりは小型のハイブリッド車を選択しておいた方が時代の流れに沿っているはず。

 

そう考えて、1年ほど前からN-BOXの買い換えタイミングと次に買うクルマの選定には入っていました。

 

しかし実際にN-BOXとお別れの時が近づくと、やはり寂しさを感じますね。

愛着もありますから。

 

そこで、新しいクルマの納車日程が決まってからの約3週間は、N-BOXでの最後のドライブを企画して楽しくお別れすることにしました。

 

まず最初に行ったのが、四国の海辺です。

N-BOXは軽自動車なので狭い道路も難なく走れ、当然瀬戸大橋の通行料金も安く、それで四国への小旅行で過去にも何度か活躍していたのです。

 

瀬戸大橋上にて

 

今回も瀬戸大橋を渡り、行きつけのお店でさぬきうどんを食べ、そしていつもの砂浜で少し魚釣りをして、日帰り小旅行を楽しみました。

 

与島PAにて

 

次に行ったのは、2年前までは毎週通っていたキャスティング練習場です。

もちろん、久しぶりにキャスティング練習をしてみました。

かつては「競技会でのパフォーマンスを維持するためのキャスティング練習」を毎週していましたが、競技会から引退した今はオモリを川に向かって投げて気分的にリフレッシュすることだけが目的です。

 

いつもの練習場にて

 

ガツガツ投げる訳でもなく、ほどほどの練習で心体ともにリフレッシュできたので、十分満足できました。

 

そして最後のお別れ走行は、N-BOXが納車されてから初めて家族4人で遠出した地に行ってみました。

残念ながら今回は私一人だけでのお別れ走行となりましたが、懐かしい海沿いの国道をのんびり走り、10年前と同じ海岸で2時間ほど魚釣りを楽しんでみました。

 

蒲刈にて

 

N-BOX自身は「まだまだ走れるよ~」と言っているようですが、それでもお別れの時がいよいよ迫っています。

 

10年と7ヶ月、ありがとうN-BOX。

事故に遭うこともなく、楽しいカーライフを送らせてくれた、N-BOXでした。

子どもたちが免許を取って、初めて練習したのがN-BOXでした。

年老いた両親たちを病院に送り迎えした時には、「乗り降りが楽でエエわ~」と言ってもらえたN-BOXでした。

 

明日、少し早起きして最後の洗車をしたら、お別れです。

さようなら。N-BOX

 

 

愛車:VEZELも早いもので2回目の車検が近付いてきました。

 

朝夕の冷え込み時には、エアコンが内気循環だとフロントガラスが曇ってしまい、安全運転ができません。。。

 

今までならディーラーさんでエアコンフィルター:『エレメント フィルター』を交換してもらっていたのですが、その交換費用に少々疑問を感じ始めました。

 

 

パーツ代金:4,400円+工賃1,100円=合計5,500円

 

これは少しお高いですよね・・・

ちなみおに、この価格は車種に関係無いみたいで、セカンドカー:N BOXも同じ価格です。

 

エアコンフィルターの交換について、ホンダの推奨は1年もしくは15,000km走行の周期での交換となっています。

 

しかし1年に1回、2台の車でそれぞれ5,500円支払ってエアコンフィルター交換は、少々割高感がありますよね・・・

PM2.5対応だとか、アレルフリーだとかで、メーカー純正品は価格も割高なようです。

 

大手カー用品店にも行ってみましたが、メーカー純正品に準拠した某大手メーカー品も税込み:4,378円ですから、ディーラーさんでの交換費用と大きく変わりありません。

 

走行性能に影響がないエアコンフィルター故に、コストはケチっても良いのでは?

と思い、某通販サイトで検索してみると・・・

 

普通にPM2.5対応や抗ウイルス仕様のフィルターが1,500円前後で販売されていますね。

 

これらを自分で交換すれば、ディーラーさんで交換する価格の1/3以下で済みます。

今まではその価格に怖じ気づいて車検の周期でしか交換していなかったエアコンフィルターですが、ホンダ推奨の通りに1年に1回交換しても、全然安あがりということになります。

 

そこで、早速某通販サイトで5層構造+PM2.5対応+活性炭による消臭・脱臭効果を謳った社外品フィルターを1,570円で購入。

 

 

エアコンフィルター交換手順を解説してくれているサイトがいろいろありますので、その手順画像も参考にしながら、エアコンフィルターを交換してみました。

 

まずは、グローブボックスを開けて、中に入れている物ものを外に追い出します。

 

 

続いて、右側側面に取り付けられたダンパーの先端フックを外します。

 

 

グローブボックスの蓋を閉める方向に軽く押しながらフックを下方向に押し下げると、カチッと外れます。

 

続いて、グローブボックスを両手で押し縮めるようにへこませて、開放限のストッパーを脱出させると、グローブボックスがガタンと下向きに転回します。

 

 

すると、ダッシュボードの奥にエアコンフィルター収納部が見えますので、フィルターカバーの両端ノブを内側に押し込みながら蓋全体を引き抜きます。

 

 

あとは、古いフィルターを抜き取り新しいフィルターをセットすれば交換は完了です。

 

 

フィルターカバーを装着し、グローブボックスも元の状態に戻して、作業完了。

 

エンジンスタートして、エアコンの風量を上げたり下げたりしてみましたが、風量も適正で変な臭いがするはずもなく、エアコン機能が新車状態に戻りました。

 

 

これからは、愛車2台それぞれ年1回のエアコンフィルター交換でフロントガラスも曇ることなく安全運転できますね。

 

 

 

Fujitsuノートパソコン、LIFEBOOK AH53/B3(赤)と、LIFEBOOK AH50/A3(白)。

 

AH53/B3は2018年9月に大手家電量販店で新品を購入。

高価な買い物だったので、自宅内での使用に限定しています。

 

 

AH50/A3は2020年12月にオークションサイトで安価な中古品を購入。

私の実家や子どもたちの下宿先へ持ち出す用途で、もし故障しても経済的&精神的ダメージが少ないよう中古品を選んだ次第です。

 

 

どちらも主な用途はビデオ編集&レンダリングとポータブルスキャナで写真のデジタル化取り込みですが、AH50/A3はUSB外付けTVチューナーをセットしてテレビ番組の視聴&録画にも使用しています。

 

ストレージはどちらも1TBのHDDを装備していますから、大量のビデオファイルや写真データ,TV番組の録画データを保存するにはもってこいのパソコンです。

 

しかし、2年ほど前から毎月第二水曜日のWindowsアップデートの日を中心に、パソコンを起動してから短い時で1時間~長いときは2~3時間もHDDの稼働率が100%となり、ビデオ編集アプリはもちろんEdgeやエクセルすらもまともに起動&実行できないことが頻繁に起こりました。

 

 

どうやら、Microsoft社はSSD搭載パソコンを想定したWindowsアップデート配信を行っているようで、HDDでは処理が追いつかずにフリーズしてしまうようです。

 

しかも、Windowsアップデートが待ちきれずに処理の途中でパソコンを再起動やシャットダウンすると、HDD内にシステムエラーが残ってしまうらしく、以降のWindowsアップデートがすべてエラー(未インストール)となる症状も出始めました。

 

 

ならば、と2台のパソコンのHDDをそれぞれSSDに換装することにしました。

 

なお、普段からビデオファイルや写真データは内蔵ストレージではなく外付けHDDに保存する習慣があるので、ストレージ容量は512GBにダウングレードします。

 

OSとMS-Officeのインストールに50GBと、普段使いアプリのインストールに20GB、あとはクラウドドライブの同期ファイルやMusicデータ,iPhoneのバックアップデータに最大100GBくらい使用することを考えると256GB容量でも足りると思いますが、ギリギリよりは余裕がある方が良いでしょう。

 

SSDに換装する前に、それぞれのパソコンで32GBのUSBメモリに「回復ドライブ」を作成しておきます。

1TBのHDDから512GBのSSDに換装するので、クローンアプリは使えません。

 

しかし、回復ドライブを使えば購入時と同じOSとサポートアプリをクリーンインストールできます。

 

AH53/B3には信頼性がある程度高いであろうシリコンパワー社製SSDを選択しました。

ネット通販で5,980円からポイント還元があり、実質価格は4,530円ほどでした。

 

 

一方AH50/A3には、ネット通販で激安販売されているHanye社製SSDを選択。

こちらはシリコンパワー社製よりも大幅に安く、ネット通販で4,080円からポイント還元があり、実質価格は3,560円ほどでした。

 

SSDの信頼性についてはあまり情報がなく不安ではありますが、安価な割にメーカー3年保証がついていました。

 

 

これらのSSDを、まずはUSB外付けケースにセットして初期化を行います。

 

 

パーティーションスタイルはGUIDパーティーションテーブル(GPT)に設定します。

 

 

そして、パソコン本体から内蔵HDDを取り出して、マウントブラケットを外し、SSDに付け替えます。

 

 

AH53/B3にはシーゲート社製のHDDが装着されていました。

 

 

シリコンパワー社製SSDに付け替えて、パソコンに装着します。

 

 

先に作った回復ドライブをUSBポートに差し込んで、パソコンの電源を入れると・・・

 

AH53/B3はすんなりと「回復」が始まり、パソコン購入時のOSとサポートアプリがクリーンインストールされました。

あとは、ビデオ編集やHP制作、プリンタードライバーなどの普段使いのアプリを個別にインストールすれば、SSDへの換装作業は完了です。

 

 

 

ついでに、Windows10からWINDOWS11へのアップグレードもしてみました。

各アプリとも、特に問題なくWindows11下でも稼働できています。

 

 

 

続いて、AH50/A3もHDDを取り出してSSDに換装します。

 

 

こちらはウエスタンデジタル社製のHDDが装着されていました。

 

 

Hanye社製SSDをパソコンに装着し、回復ドライブでのブートを試みますが・・・

 

何故かAH50/A3は回復ドライブを認識できず、SSDにOSとサポートアプリのクリーンインストールができません!

 

そこで、「回復ドライブ 認識しない」,「回復ドライブからブートできない」などのキーワードでネット検索すると、BIOS設定の変更が必要とのこと。

 

普段はBIOS設定の変更なんかしないので、恐る恐る変更してみます。

 

 

Advancedの中の「Fast boot」を「Enabled」から「Disabled」に、また「CSM」を「Disabled」から「Enabled」に変更して、再び回復ドライブからブートを試みると・・・

 

 

何とか「回復」が始まりました!

 

こちらも、普段使いのアプリインストールに加えてUSB外付けTVチューナーのセットアップを行い、HDD時代のアプリ状態に戻しました。

 

 

どちらのパソコンも、HDD時代は電源投入からアプリがマトモに稼働開始できるまでに5分~10分のアイドリングが必要でしたが、SSDに換装したことで電源投入から稼働開始までの時間はAH53/B3(Windows11)は50秒、AH50/A3(Windows10)は60秒に短縮できました!

 

iPadやAndroidタブレットほどではありませんが、アプリが早く稼働開始できるのはストレスがなく快適ですね。

 

 

勤務先の工場に、イソヒヨドリが住んでいます。

 

イソヒヨドリというだけに、本来は海岸部の磯の切り立ったところに生息していた鳥だそうです。

 

が、近年は内陸部にある高層建物でも、近くに河川や湖沼があれば住み着くようになったそうです。

私の勤務先工場は山間部に立地しますが、近くに一級河川があり昆虫や水棲生物は豊富に居ますから、イソヒヨドリが生息する条件は満たしていますね。

 

その、イソヒヨドリ。

雄は首回りにオレンジ色の羽毛と、頭から背中にかけてはきれいなコバルトブルーの羽毛を持つ美しい野鳥です。

一方で雌は茶色系の羽毛で派手さはありませんが、雄と共にせっせと子育てする姿は「強い母鳥」の印象です。

大きさはスズメより2倍~2.5倍の大きさで、ハトよりは半分くらいの小ささです。

 

そんなイソヒヨドリの存在を知ったのは、実は去年の5月のことでした。

土曜日に休日出勤したところ、更衣室の向かいの会議室から鳥の「悲鳴」が聞こえてきました。

 

若い頃、ずっと手乗り文鳥を飼っていたので、何となく鳥の声で何を言ってるのか分かります。

「助けて~」みたいな悲鳴です。

 

会議室に入ってみると、茶色い羽毛の、スズメより少し大きな鳥がジタバタしています。

どうやら、まだ巣立って間もない雛鳥のよう。

スズメでもない、ツバメでもない、ハトでもない、何ていう鳥だろう?

 

しばらく追いかけ回したところで、雛鳥の捕獲に成功。

両手で優しく包み込むと、雛鳥も大人しくなりました。

で、会議室から屋外に出て、広く開けたところで放してやりました。

すると、どこかから親鳥と思われるコバルトブルーの羽毛の鳥がやってきて、しばらく私に威嚇?してきました。

「ケッケッケッケッ!」

 

私の近くの軒先まで降りてきて、大きな声で叫んできます。

でもよく見ると、翼は脇のところで閉じられており、威嚇でなない様子。

鳥が威嚇するときは、大抵脇のところで翼を少し開いて体を大きく見せていますが、この親鳥は脇を閉じています。

威嚇ではないが、警戒はしているな。

 

親鳥の後方、安全な高い場所には、先程「救助」した雛鳥の姿がチラチラ見えます。

 

子どもを守る親の姿。

鳥も人間も、子どもを守るためには同じ行動を取るのだな~と感心しました。

 

その日は仕事の途中に何度も先の親鳥が私の近くに現れましたが、木の実と思われるものを咥えてきて私の目の前に落としてみたり、母鳥や雛鳥も従えて現れたり。

もしかして、お礼を言いに来ているのかな???

と思っていました。

 

で、その鳥が何て言う鳥なのか知りたくてネットで調べたところ、「イソヒヨドリ」と判明したのです。

 

その後一ヵ月半ほど経ってからは、大きくなった雛鳥を従えたイソヒヨドリ(父)が私の近くまで降りてきて、「ケッケッケッケッ!」と鳴いたこともあります。

その時はもしかしたら「雛鳥もこんなに大きく成長したよ~」って報告に来てたのでしょうか。

 

そして今年の5月。

出勤して更衣室から外に出てきたところで、イソヒヨドリ(父)が私を見つけるなり屋根の高いところから徐々に低い軒に降りてきて、「ケッケッケッケッ!」と大きな声で鳴き続けました。

もちろん、翼は閉じた状態です。

威嚇ではなく、警戒でもなく、何かを訴えかけている感じです。

さらに、私が事務所へ向かって歩く方へ先回りし続けながら、「ケッケッケッケッ!」と鳴き続けています。

 

 

そして事務所に入るところで、イソヒヨドリ(父)の「ケッケッケッケッ!」に続いて「ピーピーピー」と雛鳥の鳴き声も聞こえてきました。

 

 

もしかして、また雛鳥が工場のどこかに迷い込んでしまったの???

それで、「雛鳥を探してくれ~」って頼みにきたの???

まさかね・・・

 

しばらく様子を見ていましたが、いつの間にかイソヒヨドリ(父)の口元には大きな虫(クモ?)が咥えられています。

 

 

ここでようやく状況がつかめました!

 

イソヒヨドリ(父)は、今年生まれた雛鳥の巣立ちタイミングが来たので、それを知らせるために「ケッケッケッケッ!」と鳴いていたのか!!!

で、雛鳥を巣からおびき出すために褒美の食べ物(虫)を用意して雛鳥を呼んでいたのかな。

 

残念ながら雛鳥の姿を見ないうちに始業のサイレンが鳴り仕事を開始したのでしたが、ミーティング出席のために事務所を出たところで巣立った雛とイソヒヨドリ(父)が揃ったところを見ることはできました。

 

昨年、会議室に迷い込んで「助けて~!」と叫んでいた雛鳥よりも一回り大きな雛鳥です。

もしかしたら、昨年の反省を踏まえて雛鳥の巣立ちを少し遅らせたのかも知れませんね、イソヒヨドリ(父)さん。

 

ネットで調べたところでは、雛が巣立つと昆虫や小魚、エビやカニなどの水棲生物の捕獲方法を親鳥が雛鳥に教えて訓練するそうです。

そうして、一人前になったら雛鳥は親離れして暮らすようになるとか。

もしかしたら、一ヶ月後くらいにまた親子で現れて、「ケッケッケッケッ!」って鳴くのでしょうか?

イソヒヨドリ一家がまた近くに現れてくれる日が、今から楽しみです。