今日は、「本質への変容セミナー」の第一回目でした。
本間さんとお集まり頂いた25名の方達と、とても楽しい学びの場を持つことができましたことを、感謝致します。
今日の議題は、
「自己のストーリーからの解放」
でした。
投影の説明の後、
同じものを見た時、どんな思考が走るのか、をグループごとでシェアしてもらいました。
私達は、自分の見たいストーリーを勝手に作り上げています。そして、全てのストーリーは思考が作り出しています、ね。
ここでは、
電車の中で、化粧をしている若い女子を見た時、どんな思考が走るのか、、?
●それはいかんだろ!と思う
●親はどんな躾をしたのか?
●ドンドン変わっていく顔を見るのが面白い
●見てはいけないかな、と思いつつ興味があって見てしまう
●よくないことかもしれないが、自由に振る舞う姿を見ていて羨ましい
●口紅をつけている時、急ブレーキをかけたらどうなるのか、鼻の穴にはいるかも、
と思うとこれは面白いネタになる
と、見る人の数程、思考がある。
それにしても、かなり柔軟な思考のできる皆さんの年齢は何歳?
で、最後の面白いネタで笑いのツボに入った方たちが、ずーっと笑い転げていました。
なが~い間笑いが止まらないので、
ついつい興味が湧いて
「何が、そんなに面白いのですが?」
と質問すると、
急ブレーキをかけたとき、つけていた口紅が、鼻の中にスッポリ入って折れて取れなくなったらどうするの?
と想像すると、
もう我慢ができなくなって笑い転げていたらしいのです。
正に、頭が勝手に自己のストーリーを作り出している瞬間ですね。
そこに感情(この場合は、楽しい!)が発動して、笑い転げていたのです。
でも、彼女達の頭の中のこと(実際には何も起こっていない)なので、周りの人は、説明してもらうまで何を笑っているのかサッパリわからない。
でも、本人たちは、それはそれは楽しそうでした。
まるで、もうすでに起こってしまったこのとように!
そう、
ストーリーが走り、感情が湧いた地点で、脳は起こったことと判断しているのですね。
笑う時、身体はリラックスし、免疫力が上がるホルモンを出しています。
「笑いは百薬の長」ですね。
こちらの思考ならば解放しなくても良さそうです。
ともあれ、私達の頭は気がついたら勝手にストーリーを作っています。
そして、それが現実なのかどうかは別にして、身体は思考と感情に従って反応してしまいます。
ならば、どっちが生きていく時得かは、分かりますよね。
でも、もしも、
「人生は修行の場で、苦しみを耐え抜いた先に喜びが待っている」
と信じていたら
お気軽に笑えない、
そんなことしていたら、それこそ成長のチャンスを逃してしまう、
と苦しい現実を選択し続けるでしょう。
(私の親がよくそんなこと↑言ってました(◎_◎;)
だから、私はそちらを現実化してました、ホホ悲しいのー)
因みに、この笑い転げていた方は
「私は大丈夫!という感じがある方」
と聞いたときに手を挙げてましたっけ。
私達は自分の信じている「思い込み」を現実化しようとして、生き方を選択しているんですね。
絶え間なく湧く頭の中のストーリーも、この「思い込み」の産物なのです。
次回は
3月27日(日)13:15~
この続きを深めていきたいと思います。
変わりたいのに変われない!
何が起こっているのでしょう。
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