ゴールデンウィークに勃発したカラス事件について | Smile Project from 岡山

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♥人とパートナーの笑顔のために・・・
Smile Projectは「人と犬猫が共存する健康的な社会」を作るために、
従来のペットボランティアの形にとらわれず、
自分の得意なことを生かして
ボランティア活動に参加していただくプロジェクトです。

2017年、ゴールデンウィークの真っ最中!

随分と暑くなってきましたね。

皆さんも、家族の一員である、犬猫たちも元気で過ごされていますか?

 

諸事情でブログの更新ができませんでしたが、日々、私の周りでもいろんな事が起こります。

ボランティア仲間の大切な家族であるソラちゃんが天国へ旅立ったこと。

そして、犬猫愛護団体わんぱーくさんのボランティアさんたちが、一生懸命に助けようとしてくださった命があったこと等々。

日々、小さな命の大切さを改めて考えさせられています。

 

さて、ブログ不精の私がなぜ、今日、ブログ更新をしようと思ったのか。

それはカラスです。

 

今も家の近くで鳴き叫んでいるカラスが2羽います。

その声が聞こえるようになったのは昨日の夕方からでした。

 

始まりは、隣の家のおじさんが黒い物体を柄の長い虫取り網に入れて持ち帰ってきたことです。

 

そう、その黒い物体こそ、カラスの雛。

 

その雛を鳥かごに入れて、庭に置いているではありませんか。

だから親カラスが離れないのです。

 

雛が落ちていたのか、巣にいるところを捕まえたのかはわかりませんが、

とにかくカラスの鳴き声は異常です。

 

カラスは賢いと聞いた事があります。

そうだとすると、雛を思う親の行動だと想像でき、なんだか可哀想になってきました。

もちろん、カラスは害獣だということも知っています。

 

この場合、どうするのが一番いいのか。

 

そこでインターネットでいろいろ調べてみました。

 

野鳥であるカラスの雛が道に落ちていた場合、大まかにいえば、2通りあるそうです。

 

1)巣から落ちてしまった場合

2)雛が飛ぶ練習をしている場合

 

ネットには「鳥の雛を拾わないで」と書いてあるものが多いです。

 

それは*『巣立ち直後でまだうまく飛ぶことのできず、移動途中に地面に落ちてしまった雛を、「弱っている」あるいは「巣から落ちた」と決めつけて、拾って帰ってしまう人がいます。(残念なことに、巣立ち雛であることを説明しても理解できない人もいます。)』

 

でもその行為によって、野生のカラスとして生きていくチャンスを奪うことにつながるということでした。

 

・カラスの雛を育てることは難しい。

(昆虫食なのに勝手な思い込みで餌を与えたり、餌やりの回数が少なすぎたり。)

・たとえ育ったとしても、野生には戻れなくなってしまう。

 

人間の勝手な思い込みで”飼育”ということを考えていけないということです。

これは野生に限ったことではありません。

犬や猫でもそうですよね。

きちんと相手のことを知ること、そして飼育するための勉強をすること。

知識を持つ事が大切です。

 

参考:詳しい内容は下のURLをチェックしてみてください。

 

* https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1165421276

 

補足として、『本当に巣から落ちた雛の場合なら、巣に戻してはいけないなんてことはありませんし、誰もそんなことは言っていません。伝言ゲームのように、人から人に伝わるうちに何か誤った情報が混ざってしまったようですね。「鳥の雛を拾わないで」とは、巣立ち雛の「勘違い保護はやめて」という意味です。』と書かれています。

 

できれば、カラスの雛を巣に戻してあげたい。

今はその気持ちでいっぱいです。

 

うまく「カラス事件」を解決できたら・・・そんなゴールデンWの1日でした。

 

みなさんも可愛い家族も笑顔のお休みを過ごしてくださいね。

 

そしていつも頑張ってくださっているボランティアの皆さん、どうもありがとうございます。