漆喰塗りから学んだたくさんのこと | ~自己治癒力で、もっと元気に、幸せに!~ 札幌のホメオパス ふじやまみちこのMagical Healthy blog 

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心と体のバランスをとり、自分らしく健康になるツールのホメオパシーに惚れ込み、札幌でホメオパスをしています。ホメオパシーをはじめ、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)などの可能性ある代替療法も日々研究&実践中!

今日はいい汗かきましたー!
漆喰塗りで!!

 

大切な共の大切な場所で↓

 

漆喰とは。
 
今回、漆喰マスターから話を聞いて
ほほう、ほほうと感心しきりでした。
とても面白かった。

 

 

漆喰の原料は石灰だというのは
みなさん、ご存知かと思う。
 
では、石灰とは?
 
もともとは海のものですわね。
貝やプランクトンやら、珊瑚やら。
珊瑚的なのが長年かけて干上がったのが石灰石。
 
その石灰石を取ってきて
高温でかーーーっと焼くと
含有される二酸化炭素が放出される。
二酸化炭素が高温分離されるわけ。
そして残ったものが「生石灰」。
 
(※「生石灰」は水を加えると発熱する性質。激しめに熱くなるので、やけど注意)
 
「生石灰」にほどよい加減で水を入れる(水和する)と今度は「消石灰」になります。
 
生石灰 → 消石灰
 
酸化カルシウム→水酸化カルシウム
 
 
この水酸化カルシウムであるところの消石灰に、
麻などの天然繊維を入れて(これにより発酵もさせるんですって。びっくり!)
結着剤としての海藻糊も入れて
混ぜ混ぜして作るのが
日本古来の漆喰なんですわ。
 
塗る。
 
塗るとまた変化があるの。

 

 

壁やら天井やらに塗られた漆喰くんは、空気中の二酸化炭素をゆっくりゆっくり吸収していくんですよ。
 
つまり、焼きで失われたCO2を時間をかけて取り戻すわけ。
 
取り戻すとどうなるか。
 
元に戻る。
 
つまり、貝に……!!
 
ざっくり言えばそんなわけで、
漆喰は時間をかけて固く石のように(貝の姿に)なっていくんですってよ。
 
還元されるんだね。
 
生石灰から消石灰へ。
そこからさらに
二酸化炭素が行き来して、
還元な感じでまた貝に戻る。
 
貝ですから固い。丈夫。
かつ、強アルカリだから殺菌力高く、防カビ性も持つ。
防水性も防火性もある。
 
すばらしい。
 
 
と、漆喰のすばらしさにワクワクしたんだけど、ここでとどまらない。
ホメオパスな自分は、つい考えました。
 
漆喰これ、Calc.カルカーブ ではないですか、と。
 
とくに生石灰の段階が。
 
そこに水分が入ると水酸化して性質が変わるんだなあ…。
 
するってえとですよ。
 
人体における
腫瘍関係もやはり変化あるってことじゃないの。変化あるのは知っていたけどやっぱりだよ。自然の摂理だよ。
 
でもってそこには、
水とか、酸素とか、二酸化炭素が、カギなのか…?
と連想は広がるわけです。
 
再石灰化したほうがいいところはそのようにもできるな、と。
 
ホメオパシーも同時に感じつつの
二重ワクワクの漆喰塗りでした✨
 
ほんと面白かった!
 
 
◆追加
ペンキ屋で働いたことのある夫くん曰く、
「養生7割、塗り3割」。
はい、これも実感いたしました。

 

 

 

↑三角の隅っこが難しくて、もう笑うしかない!

 
 
塗りにおいては
自分は、上手い、天才と褒められ、

 

調子に乗った。乗りました😆。

 
 
現場に行く途中に立ち寄ったSさんから、
「どうぞみなさんで」

と託された

ブリキの洗面器いっぱいの

冷たいジュースにも感激しました。

氷。木の葉。目から涼。

心映えの美しさ。

 
#大切な友の大切な場
#すばらしい空間
#漆喰