9月に入って学びが続いています。
先日は、神奈川県・小田原市より
施術家の前田ゆきのさん(こごみ堂)を講師にお迎えしての【和のお手当て】の特別おさらい会を開催しました。
【和のお手当て】とは、わたしがおこなっているクラニオセイクラルセラピーです。
アメリカで生まれた手技そのままではなく、日本の暮らしと体に合わせたやりかた(身体感覚といっていいと思うのですが)をとても大切にしているタイプのものです。
横浜に本部のある【NPO和のお手当て会】が母体です。
【NPO和のお手当て会】では、一度基礎講座を受講すれば、以降ずっとおさらい会でブラッシュアップし続けることができ、それもひとりの講師だけでなく、全国にいる複数の講師(僭越ながら私もその一員)のおさらい会を好きなように受けることができる仕組みをとっています。
ふつう「自分のやりかただけをなぞって覚えよ」というのが多いなか、
これってぜんぜん別の考え方。懐が深くて、すばらしいと思います。
同じことでも、別の表現、別のアプローチで聞くと曇りが晴れるようにわかることがあるし、講師それぞれの個性から発するお手当てのコツは様々に違いがあり、そこから自分に合うものを拾っていくことができますからね。
続けやすいし、何年かブランクあってもまたカムバックできるのもいいところ。
手技というのは、やり続ける、研鑽し続けるのがやっぱり大切。
続けやすい仕組みがあるのはとてもいいなあと思っています。
なにしろ、クラニオ、やり続けるほど面白いですしね!
思えば私も10数年、ぜんぜん飽きずにやっていますよ^_^
*和のお手当てって?学ぶには? ⇒ NPO法人和のお手当て会HP
さて、
そんなわけで今回は札幌で初開催の、前田ゆきのさんの特別おさらい会。
1日目は「縄ない」
2日目は「太極拳」
で体を練ってから、お手当てを練習するおさらい会でした。
すばらしい時間でした!
縄ないでは、まず藁を踏むのですが、裸足の足に藁がしんなりと気持ちがいい。
足裏がだんだん、ぽかぽかしてきます。
次に、その藁を両手で挟んでこすり合わせるようにして縒(よ)ります。
この過程で、手のひらが驚くほどふわふわにやわらかくなりました。
手からお日さまの温もりが体に入るんでしょうか、おなかのあたりもぽっと温かく。
ひたすら手の感覚に集中するので、頭が静まり、気が落ち着いてもきます。
完成した縄で、かんたんな輪飾りを作りました。
愛着いっぱい感じられるものができましたよ。
そしてその手と体でおこなうクラニオのお手当ては格別のものでした。
太極拳は、ゆきのさんに教わる動きを真似て、体重移動で腰を左右に前後にと動かす反復や、相手と組んでの推手(すいしゅ)を実践。そのあと、陳式の型の一部を教えてもらいました。
一部なので種類は少ないけれど、これを流れで何度も繰り返すと、一種、ゾーンに入るというか…時間を忘れるとても心地よい感覚になりました。
体のほうも、太ももやふくらはぎの筋肉にしっかり効くとともに、下半身がとても安定!
腰から下がどっしり満ちて、体の中心軸が感じやすい。
すると上半身の力が抜けて軽くなっていく。
いつのまにか上虚下実のバランスになっている。
そのバランスでおこなうお手当ては、これまた味わいが繊細でした。
手を触れると、お相手がゆるむのがとても早いのです。
内旋のやりかたのバリエーションとその感触の違い、骨盤のお手当ての座りの調整のしかたなど、よりお手当てがやりやすくなるヒントも細やかに教えていただきました。
実に実に、良い学びの二日間。
クラニオのお手当てはもちろん、太極拳やコンテンポラリーダンス、神楽、筋膜ケアといった「からだ」のワークに通じていて、そのうえ、山仕事、田んぼでお米作り、藁仕事をしていて、これからは炭焼きや狩猟もやろうかな、というゆきのさんならではのおさらい会でした。ゆきのさん、すごいです!惜しみなくありがとうございました。
*前田ゆきのさん ⇒ 「こごみ堂」HP
こうして単なる小手先の手技に終わらないような学びができるのが、とてもありがたいこと。
自分のお手当てがまた深められてうれしい!
学びは、サロンにお越しいただくみなさんへのセッションに還元していきますね。
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自然療法spontanea/日本ホメオパシーセンター札幌南2条
◉ホメオパシー健康相談
◉和のお手当てクラニオ
◉ゴッドクリーナー
◉周波数セラピー
のセッションをおこなっています。
詳しくはホームページを
https://spontanea.jp
ご予約はこちらから
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(9月はほぼ満席。10月のスケジュール近々アップします)