ゴッドクリーナーに来て下さったのは30年前のご縁から | ~自己治癒力で、もっと元気に、幸せに!~ 札幌のホメオパス ふじやまみちこのMagical Healthy blog 

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心と体のバランスをとり、自分らしく健康になるツールのホメオパシーに惚れ込み、札幌でホメオパスをしています。ホメオパシーをはじめ、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)などの可能性ある代替療法も日々研究&実践中!

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あれから30年!
(きみまろ風)

今日サロンにいらしたのは北海道の北のエリアで農業をされている男性Aさん。

昨年も、農閑期のこの時期にいらしてくれました。

Aさんとのご縁は、実に30年近く前に遡ります。

当時、コピーライターをしていた私、とある媒体に、北海道への農業移住者さんたちの記事を書く仕事がありました。(移住促進事業の一環)
そこで道から「この方をぜひ」と紹介されたのがAさん。大手メーカーを辞めて本州からご夫婦で移住した方。移住3年目かそのぐらいのときだったと思います。
Aさんはわたしの質問一つひとつに、真剣に耳を傾けて、ゆっくりと考え、嘘なく答えてくれました。朴訥としたお人柄というのか、言葉に飾りつけがなく、まっすぐで、芯のある方、という印象が強く残りました。これはいい加減にはできない、決してごまかせないぞ、と気持ちの引き締まりも感じました。小手先でまとめるほどの技量もないので仕事は常に真剣でしたが、心に響いたことを事実とももにしっかり書こうと強く思いました。

日帰り出張でインタビューしてすぐ録音の音声を書き起こして(いわゆる「テープ起こし」。今もそう言うのかな)、記事にまとめて……
とあのころわたしは自分の限界に挑む忙しさでヒーヒー言っていました。でも広い広い農地とAさんの芯あるたたずまいは、日々目の前を流れる仕事の景色の中で一点パッと鮮やかに残ったことでした。

その後わたしは会社を辞めバックパッカーとなってアジア〜ヨーロッパ旅に出て、帰国後は、また仕事しつつ結婚、出産。子育てを機にホメオパシーの勉強を始めたのが17年ほど前。以後、その道を進んで今に至ります。

SNSでホメオパシーのことなど発信しているわたしにAさんが気づいて連絡をくれたのは数年前でした。

自然療法というか人間の心身の本来の力、といったことに興味があられるAさんは、ライターではないわたしの今やっていることにも関心を持ってくださいました。そしてついに昨年はサロンに来てくれたのです。
およそ30年ぶりの再会。

縁とはなんて不思議なんでしょう。

インタビューしたあの日、こんなふうに再会をするとは夢にも思いませんでした。

今日のAさんは昨年に続きゴッドクリーナーを希望され、ホメオパシーの相談も。

とともに、四国のお遍路に行かれたお話、そのときのエピソード、お子さんのこと、農業のことなど色々お話聞けてたいへんに楽しかったのです。

ちなみにですね、
昔は、周りの地元農家さんたちは盛んに言っていたそうです。「大会社を辞めて農家やるなんてもったいない。サラリーマンの方がずっといいでしょ!!」と。
でも最近はそういう声はめっきり聞かなくなったそう。移住者のAさんはもちろん当初から、「いやいや農業のほうがいい、この働き方ってすごくいい」と思っていましたが、時代が巡り、他の農家さんたちも「サラリーマン大変だな、農業っていいもんな」の空気になってきたみたいだと。

それって、よくわかる気がしました。

無農薬のかぼちゃ、じゃがいもをたくさんいただきました。
ほんとうにしみじみうれしいです。
ご縁が感慨深い。

若かったあの日の自分は、大変ながらも真剣に、心をちゃんと動かしながら仕事をしていて(またそのような仕事を選びとって)ほんとうによかったと思います。
適当でいい加減なところには、縁はつながらない気がします。
真剣に力を尽くしたそのときに生まれた響きというのは、いつかいい旋律になって聞こえてくるのだなあと、そんなふうにも思いました。
だから、あなたの今日の一生懸命は絶対なにかにつながるよと、若い人に言いたい気持ちです。

おっと、年取ると説教くさくなっていけねえ。

長いお話になりました。
とてもいい日です!
おしまい。