sun日記 -2ページ目

お蚕さんのこと(幼虫〜さなぎ編)

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5月の始め、たくさん生まれて飼育しきれないのでお蚕さんの里親を募集しているというのを発見した。
以前からお蚕さんの生体に興味のあった私は、もしもお蚕さんの餌である桑が近所で見つけられたらエントリーしようと思い、その夜すぐ探しに行くとなんと家の目の前に桑がわんさか生えているではないか!帰宅してすぐエントリーをし、
そしてお蚕さんとの生活が始まったのだ。。。

↓やって来たお蚕さん。
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お蚕さん、まず、指に乗せた時の感触が何より
衝撃的だった。
落ちないように一生懸命に掴まる、しかしなぜか優しく感じるその感触に私は一気にお蚕さんを
大好きになってしまったのだ。

もともと食べていた葉っぱと私の家 の前でとれた葉っぱは違うだろうから食べてくれるかどうか
不安だったけど食べてくれた時はほっとした。
そこから毎日緑の美しい、いきいきとした桑を摘んではお蚕さんにあげた。

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↑まだ小さい



疲れてしまうだろうから必要以上はかまうことはしなかったが、毎日桑の葉を交換して
掃除をするのでその度にお蚕さんを指に乗せては、その歩みの感触に感動していた。
お蚕さんとの私の接点はこの感触のみであって、ある意味これがお蚕さんの私に対する
接し方なのだと思った。
脱皮をし、大きくなった時に兄にも見せると、ふと兄が「噛まないの?」と言った。
今まで一度も噛まれたことが無かったのでそんなこと考えもしなかったが、確かに、結構固い桑の葉も噛み切れるほどの歯を持ってはいるのに噛み付くことは一切ないのだ。
人間をとにかく怖れない。蚕の原種はいるものの、蚕というのは人間が作り出した種なので
野生の蚕というものは存在せず、生物としても
弱すぎて野生で生きていくことが出来ないのだそうだ。
つまり、人間に飼育されないと生きることが出来ない。彼らはそれをどこかで分かっているのでは無いかとも思った。そもそもずっと飼育下の安全なところにしかいたことがないので、
危害を加えてくる他の生物がいる、という認識が無いのかもしれない。


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↑でかっ!

さらに成長をすると身体が透き通ってきてさなぎになる準備に入る。血液が全身を巡るのが
目で見てわかる。兄はこのグルグルする様子を見て「インターネットのnow loading...みたい」と言った。なかなか面白い兄である。。。^m^
ボール紙で「まぶし」という繭を作る為の個室のようなものを作って様子を見守る。

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↑ワンルームマンションの様な「まぶし」


しばらくすると誰に教わったわけでもないのにちゃんと繭を作り始めた!!!
次の日には真っ白いきれいな繭が出来ていた。成虫になると二週間くらいしか生きないので
私はこの繭を見てもう寂しくなった。やがて6頭いたお蚕さんは全て繭を作った。
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↑2頭、ちょっと違うんだけどな。。という感じ


そして10日間。
インターネットで色々調べて、さなぎの状態を観察するなら繭を開けるとあったので
開けてみると茶色いさなぎになっていた。
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6頭のうち1頭はさなぎになる手前で繭の中で
死んでしまっていた。
さなぎ の固い殻を作ると、幼虫はからの中で一回溶けて液体になってまた身体を形成しだすというのを聞いたことがある。全くもって、神秘だ。
さなぎの観察をしてから数日、二日前には無かったくりくりの目が出来たりしていてそれを見て
かわいすぎて声を出して笑った。

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↑目ッ!!!



つづく。。。。

「うたがやって来た!」無事終了しました

「うたがやって来た!」無事終了致しました。
出演したしーぼ、山本眞奈美ちゃん、
小山健太さん、円盤のbuffalomckeeさん、
そして来て下さった方、心の片隅で気にして
くれていた方、どうもありがとうございました。

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うぅいつものごとく夢中になり過ぎて

記録写真が全然ない。。。。
これは後日の写真


とても思い入れがある会だったので、
終わった後はあれから○日たったのだななどと
ちょっと空っぽな感じで過ごしていました。


会をやると決めてから考えることも何も
全てがそこに向かっていっているような
感覚すらしたのでこの日にまつわる思ったことは沢山あり過ぎて何を書いたらいいのか
わからないほどなのですけれど、、、

この日二組を見ていて強く思ったのは 
「我々人間はずっと過程なんだ」ということ
でした。
それは生きていることの希望だな、と思い
ました。
それこそが「うた」だな、と思いました。

しーぼは、いきなりアカペラで始まって
どんなことをやるか話しは聞いていたけど
想像以上で驚き@0@でした。
アカペラからの電子音に乗せた叫びに近いうた、ギターとのうた、そして最後のピアノの
弾き語り、こころの動きがそのままうたに
変わっていく様を見ているような、ちょっと
とんでもない(良い意味!)宝ものみたいな
瞬間を見てしまったな、という感じ。
これを聴かせてくれたことをずっと大切に
していたいと思いました。


山本眞奈美ちゃん+小山健太さん、一緒に演奏
しているのを見たのは初めてで、二人の音の
重なりを聴いていると嬉しさが込み上げて
きました。
これは一体だれの嬉しさなんだろう??
二人のなのか、私のなのか、よく分からなく
なってきて不思議なものです。
一人のうたが二人のものになってそこからさらに広がっていきました。
数日過ごしてる間もずっと二人のうたが頭の中に流れていたなぁ。

小山さんは最近出会って、しーぼと眞奈美ちゃんは数年前から知っているけれど
これから、みんなどんどん変わるんだろうと
思いました。
変わっていく様をこれからも見ていきたいと
思うし、それぞれ自由に変わっていくことを
喜べる仲間に出会えたのが嬉しいです。
私を含め、この人たちは多分みんな独りで
いるのが基本的に好きなのじゃないかと勝手に
思っているけれど、一緒にいてもそれぞれの
ままでいられるのがよい。
うたを歌うようになって友達が出来たりして、
最近ようやく人と人の間に起こることの面白さを
分かってきた感じで^^;人と人の間、それって人間じゃないか!人間になってきた!と
いつものごとく何周も遅れて今さら衝撃を受けています。
おおげさじゃなく、今まで自分が人間なのだ
という意識がおそらく希薄で人間でないものの方が感情移入することも多く、一昨年くらいに
このままでいいのだろうか??と思い、変に人間を意識しだしたりしたら兄に「なんかいつもと
違って変だよ、疲弊しているよ」みたいなことを言われ、えーい!やめだやめだと思っていたら
今度は近づけたのか笑、、どうでしょう。。
でもまぁ、それが目標なわけでもないのですが^。^

話しは逸れたのか逸れてないのか
とにかく、うたを歌うといつもそこに発見や感動が伴い、それとも発見や感動がうたを呼ぶのか?
それが状況をどんどん変えていってくれるのが
嬉しいな、と思うのです。


もう歌いたいなぁ
またね!

うたがやって来た!

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 「うたがやって来た!」

ずっと、うたを歌うことなんて出来ないと思ってきた私自身が、
やっと歌うようになって思ったことなのですが、
「歌うことが必要な人」というのがこの世にはいると思っていて、
求める所にうたはやってきます。

しー没くんは今までipadひとつで電子音楽を演奏していましたが、
数年前からぽつりと歌ってみたいと言っていました。
去年末、急に鳥取から東京に引っ越してきたしー没くんに、
歌うのはここからなんじゃないかと思いました。

山本眞奈美さんは、あまりたくさんライブをやろうという気持ちは無いらしく、
自分にしっくりくる形で演奏できていたらと言ってい ます。
、、と言っても私は彼女のうたが大好きで、私自身も聴きたいし、
他の人にも聞いてもらいたいという気持ちがあり、今回誘わせて頂きました。
時々、小さな音で公園や神社、駐車場やその辺の道で演奏し合います。
その時のような空気やうたを今回の演奏会では出せるんじゃないかと
思っています。


どんなうたが やって来たのか?この日、一緒に聴いて頂けたら幸いです。
                                                                     

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、、と、いうことで!
企画をすることにしたのです。。。

みんみん(山本眞奈美のあだ名)としー没と話せば話すほど
必要な会と思うのですが、話せば話すほどどうなるか分からなくて、
つまり、とても、とても楽しみなのです。。。

きっと面白い会になると思います。
みなさま、どうぞ、よろしくお願いします9。9


出演:山本眞奈美、しーぼ(しー没)、佐藤玲
日時:6/6(水)開演会場共に20時
料金:1500円(1ドリンク付き)
場所:高円寺 円盤(杉 並区高円寺南3-59-11五麟館ビル2F)