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考えすぎ悩みすぎはまぶたに出る?③ まぶたが下がる
1.まぶたのケイレン
2.まぶたの下垂 ← 今回の記事
うわまぶたが下がって、上げるのが難しいものを言います。
両まぶたが下がるのは先天性、
なにかの症状から起こるもほのは片側に起こります。
3.まぶた・まぶたの縁が赤く腫れる
◇
2.まぶたの下垂
(1)気虚下陥( ききょげかん )
発症はゆっくりで、うわまぶたがだんだん下がってきて、
軽症では瞳孔を半分覆う程度ですが、
重症になると完全に瞳孔を覆い、
まぶたを上げるのが困難になるため、顔を上方にあげてみるようになります。
脾臓は、カラダの中心にあり、
臓腑全体を正しい位置に引き上げておく働きをします。
なので、働きが低下すると、臓腑が下がる=下陥( げかん )になります。
食生活の乱れや、考えすぎ、ゆううつな状態が長く続くと、
脾すなわち胃腸の働きが低下し、
臓腑が下がり、まぶたも下がることになります。
また、胃腸の働きが低下すると、エネルギーを作ることができなくなるため、
まぶたという筋肉も栄養不足になります。
◇
まぶたには脾すなわち胃腸の状態が反映されます。
すなわち意外にも食べ過ぎや考えすぎで胃が痛い、
なんでいうことも、まぶたに影響を与えるのです。
なんとなく、まぶたが重い、という場合は、食生活を見直し、
目の使い過ぎを疑ってくださいね。
ただ、東洋医学的には、このように説明されますが、
瞳孔まで下がるような眼瞼下垂については、
重大な病気から起こっている場合がありますので、
専門病院を受診されることをお勧めします。
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