今日はTOMONECO FACTORYさんのハガキを作ります。
オーソドックスなデザインなので、ご紹介させていただくことにしました。
下地(キャンバス)のサイズを設定
gimpを起動します。
ファイル→新しい画像を選択すると、設定画面が登場します。
そこで、幅と高さ を入力して、作るキャンバスの大きさを決めます。
今回は普通のハガキ(ポストカード)です。
ハガキの大きさは、100×148mm ですよね。
しかし、そのサイズで作ってはダメなんです
ハガキに限らず、何か印刷物を作るときには、
「塗りたし」ってのをとらねばなりません(呼び方は他にもある様子)。
で、説明はいつものごとく省略
とにかく、本物サイズより3ミリずつ、まわり大きく作れってことです。(すごいアバウト!)
なので、上下合わせて6ミリ、左右も6ミリ、大きく設定しますから
作るサイズは、106×154mmとなります。
これをピクセル(350dpiで)に直すと
1461×2122pixel ということになります。
ピ、ピクセルってなんだ!!ミリとどう違うんだ??
自分で計算せねばならんのか!!
ってところから、私は画像編集ソフトが嫌いになりかけました。
その辺り、追求せずに、この数字を入力しちゃってください
あってりゃいーんです。
ちなみに dpiってなんだ?
ってところで、もう印刷会社さんとの距離がズッドーンとできてしまいますよね。
いいんです。
とにかく、dpiって設定が出てきたら、とりあえず350dpiで作る。
理由はともかく、そーゆーことにしといてください。
ガイドラインを引く
さっきの「塗りたし」ってヤツをつけたおかげで
実際、どこで裁断されるのか、イメージが難しくなります。
(塗りたしってのは、無惨にも切り落とされる部分なのです)
そこで、本来のハガキサイズを知るために、下地にガイドラインを引いておきます
ガイドラインは、オレンジの□で囲んだところを
クリックしながら下へ引っぱってくると、なんだか出てきます。
これは、画面上のガイドラインなので、印刷はされません。
左右が必要な場合には、同じ様に左側のメモリをクリックして右へ引っぱれば、出てきます。
ガイドラインの位置の設定
ガイドラインは何本でも引けます。
さて、どの位置へ引くか、ということですが、
上下左右3ミリずつ大きいので、下地の3ミリずつ内側に引くことになりますね
そこで、キャンバスの左下を見て下さい。
ちっさ!!!
キャンバスの左下には、数字が2つ、そしてその横に単位を選べる窓が2つ並んでます。
2つの数字の左側(オレンジ○をつけている方)は、縦線の位置、
右側は横線の位置を表します。
そして2つの数字のとなり、表記の単位、ここを「mm」に選択しなおします。(オレンジ○を参考)
※もしちっさすぎて見づらかったら、そのとなりにある「表示サイズ」をでかくして、確認してください!!っ
左から、縦のガイドラインを右に向かって引っぱると、
青い点線ガイドが動くと同時に、
左下の数字の左側(オレンジ○をつけている)が刻みはじめまるのがわかりますね。
そこで3.0mm に合わせて離せばよいのです。
ハガキの右側は塗りたし分の3ミリを引いた103mmの地点に
ガイドを引けばいいってことですよね!
この要領で、上下も引いてみてください。
すると、はい、4本全部引けましたー
この青い点線ガイドラインで囲まれた中のサイズが、
実際のハガキ仕上がりサイズなのです
これで、ハガキを作る下地が完成しました。
文字ばっかりでわかりづらかったかなあ。。。
明日はここに、使う写真などを載せていきますね
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