一枚の考え方 | ギザギザBANGS




スイッチのスタッフルーム壁。

ワトがこんなことしてます。
Yellow[girls]f/009号のこともあるので、最近の写真とかの一覧です。

最近また撮影させてもらっておりますが・・

Yellow[girls]を作る時には過去にも近いこと書いてますが、
撮影してるのが全てYellow[girls]に載せる訳ではありません。

凄く可愛い子の写真でも、印象に残るような一枚でも、
表には出さない写真が沢山あります。

Yellow[girls]はスイッチ通ってくれてて可愛くなっていく履歴みたいな一冊なので、
合間に他のサロンさんのスタイルで出ている子の写真は使いません。
実際にはスイッチでの施術でも他で出ることで嘘っぽくなるからです。

スタイルを撮る為だけの撮影モデルさん、サロンモデル?みたいなのは、
考えの中にありません。

日常にあるヘアカタログ風のサロンスタイルの場合は特にそうだ。
同じ女の子が同じカットのままで同じカラーリングのままで、
スタイリングだけ変えて、自分のカットやカラーのデザインとして、
自分のサロンのスタイルとして表に出るのはどうだろう?
それはリアリティがない。
そんな広告だけのようなスタイルは出したくないです。

それが平気で広告や作品として出せるような美容師ではいけないと思っています。
もしそれを出すのなら「スタイリングだけを担当した」と書くべきです。

「可愛い感じで撮って出しておけばいい」それはない!
福岡の美容室の業界はそんなんじゃいけないぞ!!


スイッチが作るYellow[girls]に登場してくれる女の子たちは、
スイッチ一筋で通ってくれてる女の子たちなんです。

あくまでも通ってくれてるお客様の代表みたいな感じで撮らせてもらってます。

だからこそ「もっと可愛く」の気持ちが強くなって、
そんな一枚を撮る為のエネルギーが湧き出てくるのだと思う。

特別なアートのようなヘアメイクの作品撮りなら別だが、
サロンスタイル撮影のためだけのモデルさんみたいなのはいらない。

サロンスタイルの作品は実際に担当指名があって、通ってくれてるお客様であることが、
情報として表に出していいものだと思う。

yellow[girls]はスイッチに来てくれた方に配ってる一冊で、
集客目的に外部で配ってるものではありません。
だからこそこれからもそういう一枚を、そういう一冊を作りたいと思う。