飯舘村のボランティア活動 2019/12/01 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生

 依然として飯舘村ではボランティア活動が必要とされている。原発事故から8年8か月、最高時49か所あった給餌BOXは現在6か所になっているが、それを頼りに生きている限り・・・、11月もいつものメンバーが通っていた。

 

*3日にナナパパチームが、

*6・13・20・27日の毎水曜日にはJupiter&猫撮るさんが、

*23日Natsumint隊さんが、

*それに移住組のUさんが4~8日・21~24日、Koさんが「福光の家」のボランティアの合間の月・土に村のワンニャンたちへの給餌活動に尽力されていた。

*村に欠かせない存在の「福光の家」のよしみちゃんは言わずもがなである。

 

 しかし、毎週水曜のJupiter&猫撮るさんとよしみちゃん以外のボランティアが、11月下旬から12月上旬にかけて2週間どなたも入らないことになり、補給用のドライフードが枯渇してきたことや山木屋の餌場の野生動物除けの波板の補修などの必要性もあって私が村に行ってきた。

 

 前回同様始発の新幹線と福島ではレンタカー、今回は値上げの「きこり」はやめて新築キャンペーン中の福島駅前のホテル泊にした(素泊まり4千円)。目論見は日没までにミッションを終えて2日は朝に帰路につくことだった。

 

 福島の山並み・冠雪していた

 

 

 

 川俣町のカインズでドライフード100kgと水を仕入れて、山木屋から比曽、久保曽、草野、深谷、前田、須萱と餌場を回った。

 

 

 山木屋では、BOXへの補給・補充と餌場を囲むフェンスに脱落していたハクビシン除けの波板を付けた。餌場のなかでも一番寒いこの餌場、昼時だったが雪の名残と氷が張っていた

 

 

 

 比曽では、「ゲート前」は解体中、茶トラの保護を最後に餌場は閉鎖となった。また「リフォームの家」にも寄ったが最近の猫事情は不明、餌場は空っぽだった

 

 

 

 

 久保曽の猫たち、人が来たらウエットがもらえると思っているようで、あちこちから鳴きながら寄ってきた。ウエットフードは少ししか持っていなかった・・・<m(__)m>

 

 

 

 すっかり原っぱになってしまった解体が終わった農高前の餌場。幸いに今のところBOXは健在、今日もしっぽ長い茶トラが来ていた。冬なのにねぐらが無くなってしまった・・・( ノД`)シクシク…。お世話している住民宅にドライフードを届けた。

 

 

 

 草野12号線沿いのBOX、順調のようだ。いつもの三毛さんが姿を見せたがウエットが無くてゴメン・・・

 

 

 

 小宮ハウス、前田の2か所のBOXに補給して、解体の終わった須萱を確認に寄ってみた。母屋も納屋も倉庫もガレージも何もかも無くなっていた。7年間の思い出は尽きない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドライフードもなくなっていた餌場もあり、頼って姿を見せる猫たちもあり、訪問できたことは良かった。しかし自身の状況を顧みる時に、訪問は今回が最後になるのではないだろうか・・・。

 

 全くのボランティア頼みの山木屋の猫たちのことが一番の心残りだ。月日の経過とともにカメラに映る数が減っている。年始には10匹いたが、最近では3匹になってしまっている。保護は叶わないが、ひもじい思いだけはさけたいものだ。

 

 

 

 

 

 散る桜

 残る桜も

 散る桜

 

 詠み人知らずだが・・・