りんご杯でもそうだったのだが、ほっとんど10代が見当たらない。うーん。
誰かが以前言っていたのだが、「今の若い世代は非常にポーカー人口が少ない」とのこと。先が危ぶまれるなあ。
話を変えるが、この前プレゼンテーションレッスンという講義において、「自分のこれからについて」という題目でプレゼンをさせられた。
そして発表の日に他の人たちのプレゼンを聞いていたわけだが、みんなありきたりな内容なのだ。なんというか、大体の人が起業もしくは社畜。そしてお金持ちになる、というそれ本当に計画立てて言ってる?みたいな内容だった。
そんななか私は堂々と「ポーカーのプロになって世界中を渡り歩く」なんて言いました。ブラフ乙。更に教授に「なんでウチの研究室に来たんだ」と怒られるおまけつき。
本題に話を戻そう。とにかく、成人ばっかだったわけだ。
トーナメント開始前、俺の左の人が俺を指して、「ロッキ―こんなカッコいい人連れてきちゃって、彼氏か?」なんて言ってくれた。お世辞でも嬉しいじゃないの。
すかさず返す。「俺の彼女です(ニッコリ」
「飛ばす!!!」
マジやられた!!!!!
いかんせん俺氏、ポーカーは敵を作りたくないタイプの人なので、こういうのが時たまポーカーに響く事がある。しかもその人俺の左側。うげぇ。
ふと思った。気にしすぎじゃね?まぁいっか。
さて、トナメ開始。左側が動く動く。怖いので地蔵になる。
レイトレジストの人が入って更に左側がルーズになる。さてどう動こう。プランを練るまでは地蔵だ。
ところで俺は、ここで写真で見たことのある人と同卓している事に気づく。bkazzさんだ。
俺の2つ隣、最初数ゲームだけとんでもなく動いてたけどその後は普通のアグレッシブって感じ。
bkazzさんが「この人ね、ちくわ君って言うんですよ」って誰かに紹介していた。知ってくれていたのかな?それともさっき覚えてくれたばっかなのか?
「bkazzさんですよね?」と言うと、「あ、はい…」と返されてなんか変な空気になってしまった。あれっ?
まぁいいや。
その後12人になったので2卓に分かれる。bkazzさんや左のルーズ勢と綺麗に別れて、こちらはタイトテーブルだった。つもりなのだがまるで糸が切れたようにみんな動き出す。
ブラインド75/150 ポジションはBB
3人コール。俺チェック。
なんというか良いボード。
チェックで回すとBTNがベット275。若干ハーフポットより少ないので恐らくAミドル~ウィークキッカー、ボトムペア。
ここをコール。その他ダウン。
このBTN、ベガスに行ったことがあるらしく相当な実力者であることには間違いない。だがここはWSOPでもなければEPTでもない。スタックもお互い7000くらいだ。高度な駆け引きはまずないだろう。
ターン
引いた。ナイス。
ここでチェックレイズの方針に変更。もしチェックされたらリバーもチェックだ。相手にベットさせる機会を与えなければ。向こうがターンチェックの場合は恐らくボトムペアなのでリバーで打ったら撤退されるだろう。ここで打ってきたらAのペア。リンプなのでミドル~ウィークキッカー。
チェックするとベット700。ここでレイズ1700。大きすぎると撤退される。A持ちならこれくらいはコールするだろう。
BTNはコール。
リバー
完全なラグなのでバリューベットを取りに行く。
3000くらい打つと降りそうなので2300。
BTN、少し悩んでダウン。ATくらいか。
後々、俺が18歳であることが話になって、「こんな選挙権も持ってないやつにターンチェックレイズされたのか!!」って言われた。はい、ごめんなさいww
しかし若干ルーズテーブルな中でも更にルーズプレイヤーなロッキーがチップを集める集める。
動き始めたロッキーはすごく面倒だった。
・降りない
・ブラフも仕掛けてくる
これだけなら一般人でも仕留めることが可能なのだが加えて
・引く
という要素をその日の彼女は持っていた。これを持たれると、どんなに上手い人でも敵わない。
そしてその災厄は俺にも降ってくる。
ブラインド100-200、ポジションはSB
1リンプの状態のロッキーのレイズ600に1人コール。俺もコール。リンパーもコール。4人でフロップを見る。
スタックは8000くらい。まだまだ戦える。
わぁい!フロップナッツ!
とはいえ、複数人いるのでこれは先に打つ必要がある。事故防止だ。
とりあえずかなりドライなボードなので、サクッと半分以下の1000。
ロッキー以外ダウン。
きやがったか・・・。
ブラフと引く目当ての2オーバー、もしくは9持ち、ツーペア、下セット。上ポケットならレイズしているので除外。
ターン
53がストレートを引いたが関係ない。臆せず攻める。
ベット2300。ロッキーコール。
うん?
あんまし迷わずコールしたあたり9のワンペアも消せそうだ。普通ならここでワンペアなら迷うはずだ。
と、いうことでツーペアor2オーバー。更に2オーバーの場合はフラッシュドローだ。
リバー
クソが。
リバーでチェックコールの構え。もしくはオールインされたらダウンの方針。残りスタックは5000とちょっと。
チェックすると2000打たれる。安っ。
あまりに安すぎるのでスナコ―。
ハァ・・・
ヘイト値が上がるのを感じながらぶん投げるようにマック。クソが。こんなのどうすればいいんだ。
その後は何回かブラフ通したけど最後は22<KQsでまたもロッキーのKQsに2が落ちてセットになるもののリバーフラッシュを作られ終了。今日は運がなさすぎた。
感想
・bkazzさんとかelglaさんと打つ機会がほとんどなかったからまた次回に期待。
・結局かなりデカいチップリになった
・浅草橋は遠すぎるので次やる時は麻布にしましょう
・ブラフはもっと仕掛けても良かった感がある。恐らく今回俺のベットは1回もブラフと思われていない。もっと通せる。攻めれるはずだ。
(Q7Q、というようなモロに入っていないだろうボードでも打ったが恐らくハイカードで負けていると思われているはず。ちなみに32oだった)
・お財布BR管理しっかりぃ!!
<オマケ>
ポットコミットについて
相手にオールインをされてもコールするのが正しい状況を「コミットしている」と言う。これはそれまでに自分がポットに大量にチップを投資しているので降りれない、という意味ではない。単にオッズが良いためにコールするのが正解となる状況のことである。例えばヘッズアップで100ドルのポットができ、自分の残りスタックが50ドルの場合。どのようなアクションが起ころうとも、最大残り50ドルを出して200ドルを手に入れる勝負になる。これはオッズで言うと25%となり、ほとんどのハンドはヘッズアップでは25%を超える勝率にはなるため、コミットしていることになる。(ポーカー道)