古より、私たちは自然現象から世界を読み取ろうと挑み続けました
先人たちは夜空を観測し、他の星とは違う動きをする『惑う動きをする星』に目を留めます
それが惑星です
英名のプラネットも、ギリシャ語のプラネテス『さまよう者』『放浪者』を語源にしています
近代以前は
太陽
月
水星
金星
火星
木星
土星
が、惑星とされていました
これは地球中心にした視点で、占星術的な視点とも言えます
太陽が中心となる宇宙観が成立すると、太陽と月は惑星から外され、地球が惑星に加わります
トランスサタニアンや、小惑星、カイパーベルトの発見で、今や惑星という定義は天体観測には適さないように思えます
何故なら惑星とは『惑う動きをする星』であり、その名称からして『地球からの見た目』によって成立しているからです
『天動説を背景にした宇宙観』が惑星という名前を必要としたのです
ちなみに惑星が他の星と違う動きをするのは?
説明は要りませんね