・80代男性
・橋出血による右片麻痺
転院当初より麻痺の程度はBRS上肢Ⅳ・手指Ⅳ・下肢Ⅴでした。
麻痺の程度は比較的軽いものの麻痺側の実用性に欠け、介入当初は上肢のリーチ範囲が狭く、トイレ動作時下衣の上げ下げ、入浴動作で洗髪・洗体に介助が必要でした。
また食事場面では非麻痺側を使用しスプーンにて摂取するといった様子で、ADL動作全般に麻痺側は実用性に欠けている状態でした。
そこでADL場面における麻痺側上肢の実用性向上を目標としました。
リハビリでは、麻痺側上肢のリラクゼーション、筋力訓練、リーチ訓練、箸操作訓練を行っていましたがなかなか動作の改善が見られませんでした。
そんなとき、「体軸ストレッチ」の講習を受講し、臨床で頚部・脇・肘・手のpassiveでの体軸ストレッチを1日10分1週間程度実施しました。
するとリーチ範囲、箸操作の改善がみられ、さらにリーチ範囲が改善したことにより洗体時下肢へのリーチが可能となり介助量の軽減が図れ、トイレ動作時の下衣の上げ下げ動作・清拭動作において自立となりました。
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