体軸ストレッチを用いた臨床報告part⑤ | 体軸 〜北陸 hokuriku〜のブログ

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いつもお読み頂きありがとうございます!


前回に引き続き、体軸ストレッチの臨床報告が届いておりますのでご紹介させて頂きます!

その前に、今までの臨床報告をまだご覧になってない方はこちらもご一読下さい。


《体軸ストレッチを用いた臨床報告》

1、呼吸器疾患患者さんへの応用

2、頚髄損傷患者さんへの応用

3、脳梗塞後遺症患者さんが歩行改善した例

4、変形性膝関節症患者さんの動作改善例


今回は、回復期病院勤務の4年目作業療法士の方からの臨床報告です。(本人掲載許可あり)

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・80代男性

・橋出血による右片麻痺

転院当初より麻痺の程度はBRS上肢Ⅳ・手指Ⅳ・下肢Ⅴでした。


麻痺の程度は比較的軽いものの麻痺側の実用性に欠け、介入当初は上肢のリーチ範囲が狭く、トイレ動作時下衣の上げ下げ、入浴動作で洗髪・洗体に介助が必要でした。

また食事場面では非麻痺側を使用しスプーンにて摂取するといった様子で、ADL動作全般に麻痺側は実用性に欠けている状態でした。


そこでADL場面における麻痺側上肢の実用性向上を目標としました。

リハビリでは、麻痺側上肢のリラクゼーション、筋力訓練、リーチ訓練、箸操作訓練を行っていましたがなかなか動作の改善が見られませんでした。

そんなとき、「体軸ストレッチ」の講習を受講し、臨床で頚部・脇・肘・手のpassiveでの体軸ストレッチを1日10分1週間程度実施しました。


するとリーチ範囲、箸操作の改善がみられ、さらにリーチ範囲が改善したことにより洗体時下肢へのリーチが可能となり介助量の軽減が図れ、トイレ動作時の下衣の上げ下げ動作・清拭動作において自立となりました。


従来のリハビリでのアプローチのみならず、クロスポイントという概念を踏まえた体軸ストレッチを用いたことで、麻痺側上肢の無駄な筋緊張が抑制され、且つ上肢運動に必要となる的確な体性感覚が促通されることで、麻痺側上肢の実用性向上につながったのではないかと考えられます。

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体軸ストレッチを用いたことで、上肢運動の質が向上し、実用性ある上肢機能の獲得に繋がった臨床報告でした。

「体軸ストレッチ」はあらゆる動作改善に有効なストレッチです。


この機会に動作につながる画期的なストレッチを学んでみて下さい。

皆様のご参加をお待ちしております!


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最後までお読み頂きありがとうございました。



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