体軸ストレッチを用いた臨床報告part③ | 体軸 〜北陸 hokuriku〜のブログ

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皆さんこんにちは!

北陸 体軸セラピスト HITOSHI  です!

続々と体軸ストレッチの臨床報告が届いております!

そこで、今回も皆さんにご紹介させて頂きます!

その前に、今までの臨床報告をまだご覧になってない方はこちらもご一緒にお読み下さい。

体軸ストレッチを用いた臨床報告
1、呼吸器疾患患者さんへの応用

2、頚髄損傷患者さんへの応用


今回報告してくれたのは、富山県で理学療法士をしている松井さんです。

彼は臨床経験2年でありながら、しっかりと結果にこだわった治療を展開している若手セラピストです。

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60代女性、脳塞栓(左片麻痺)
BRS:手指Ⅵ 上肢Ⅵ 下肢Ⅵ


リハ開始当初は前腕支持型歩行器にて歩行練習開始した直後で転院されてきました。

すぐに独歩自立まで改善しましたが、上部~下部体幹、下肢との分節性が悪いのが特徴的でした。

腕の振りはほぼ見られず、見られても同側下肢と同時に振り、小刻みで麻痺側下肢を引きずりながら全身をがっちり固めて歩行していました。

骨盤、脊柱、股関節などの調整を中心に介入していき、改善はしてきたもの動作の中ではまだ上手く身体を使えていませんでした。

歩行は自立しているので、本人が納得できるスムーズな歩行」をゴールとしました。

各種動作分析から鳩尾・股関節の意識が弱く、股関節に関しては各動作で上手く使えていないのが顕著に認められたので、鳩尾・股関節が分節性の低さが問題点として挙がりました。

そこで、上部~下部体幹、下肢との分節性を動作の中で獲得するには、筋の柔軟性を獲得しつつ、その機能も促通できる体軸ストレッチが効果的だと判断し実施しました。


結果、体軸ストレッチ後はまだ若干の硬さはあるものの、歩行時の腕の振りが認められ、歩幅も大きくなり、両側とも立脚期から遊脚期までがスムーズになり、麻痺側下肢を引きずっていたのも認められなくなりました。

また本人からは「ロボットみたいな歩き方から人間らしく歩けるようになりました」と嬉しいコメントをいただきました。

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体軸ストレッチを用いたことで、脳梗塞後遺症を持たれている患者さんの体幹と下肢の分節性が改善し、歩行改善に繋がった臨床報告でした!


7月には福井県で体軸ストレッチのセミナーを開催致しますので、明日からの臨床を変えたい方は是非ご参加下さい!



ひらめき電球北陸 体軸セミナー

7月12日(日)  福井県初開催!


午前 「体軸フィットネス」

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午後  「体軸ストレッチ  ~動きをつくるストレッチ~」

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クロスポイントシステムを用いた画期的な動作に繋がるストレッチを学ぶことができます!



【6月北陸 体軸DOJOの日程】

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最後までお読み頂きありがとうございました。