When you walk, you get your wisdom from the Eart | YOGA Sahaja ~be nature, be a spontaneous~

YOGA Sahaja ~be nature, be a spontaneous~

ヨーガ ヲ ツタエ
ソノヒト ガ ソノヒトラシク イラレル テン

オテツダイ

今回もサティシュさんの講演録から。
福岡のフェアトレードコーヒー会社、中村隆市さんのFBからシェアさせていただきます。

あし あし あし あし あし
歩きが巡礼につながる。

その通りだと思います。
ただただ歩く。目的なくひたすら歩く。

歩いてください。
スペインの巡礼の旅、行きたくなってきた。。。

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■「歩く」こと 
現代人のひとつの問題は、まるで足がないかのように生きていること。どこへ行くにも、バスがあり、タクシーがあり、電車や飛行機や車があります。それらが、人間本来の動く能力を奪っている。

心と体のリフレッシュのために、私は歩きます。毎日、少なくとも1時間。歩くことは、自然の健康法です。自然の中を歩くことなしに、体や心、魂の健康はありえません。なぜなら、歩くことで、私たちは大地に触れ、地球を感じるのです。

地球から、木々から、蝶や蜂から、知恵を得る。歩くとは、自然の中に身を置き、自然とつながること。車や電車の中で、私たちは自然から切り離されています。花を見ることもなく、木々にも気づかない。エアコンの人工的な空気を吸わされている。歩くとは、直に経験すること。その体験が英知をもたらすのです。

歩くことなしに生み出された哲学を信じてはいけません。
これはニーチェの言葉です。「歩かずに得られた哲学を信用するな」

実際、歩かずによい哲学は得られない。歩くことで思想は試され、生み出される。哲学は歩いて得るものです。現代によい哲学がないとすれば、それは私たちが歩かないからです。悪い哲学がはびこっているのは、哲学者がもう歩かないからです。

ゆっくりと、時にはあてもなく歩く。それが「巡礼」です。巡礼とは目的地に向かうものではありません。ただただ歩くことです。聖なる地球の上を歩く。だからその足もまた神聖です。巡礼者はこう言うでしょう。

「地球よ、私の足を支えてくれてありがとう。あなたの身体を踏みつけるのをお許しください。感謝します」。

感謝の心、それが巡礼の心です。巡礼者は行く先々で、その場所に敬意を抱くでしょう。場所を自分に合わせるのではなく、自分をその場に合わせる。その場所を壊すことのないよう、軽々と歩く。巡礼とはその軽々とした歩みです。

巡礼者は大地の恵みを浪費しない。すべては神聖な贈り物ですから。巡礼とは、人生そのものなのです。地球と自然への畏敬の念をもって、本当に必要なものだけをいただき、無駄なく、欲張らずに暮らしましょう。

When you walk, you get your wisdom from the Earth.
歩くことで、地球から英知を授かるのです。