スキー用語 4「ターン前半」「ターン後半」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

4回目の今日は
「ターン前半」「ターン後半」です


まず「ターン前半」とは

斜滑降方向に滑り始めてターンを開始した後
体とスキーの向きが
フォールラインに向かうまでの間 を指します

別名 谷回り 又は 時計の12時から3時
(反時計の12時から9時) 

また、この斜滑降方向に進んでいる板や体を
フォールライン方向に
向かわせ始めた瞬間の事を 
ターンの始動、起点、開始、入口、
始まり、きっかけ、スタート
と言います


↑①ターン前半




次に「ターン後半」とは

フォールラインに向いている状態から
ターンして体とスキーが斜滑降方向に
向かうまでの間 を指します

別名 山回り 又は 時計の3時から6時
(反時計の9時から6時) 

また、このフォールライン方向に
進んでいる板や体をターンさせ、
斜滑降方向に向かわせきった瞬間の事を
ターンの終了、終わり、出口、仕上げ、ラスト
と言います


時計については12で後述します


↑②ターン後半





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この二つの境目は上図のように 谷回りの後 
体とスキーがフォールラインに向いた地点 です


放っておくとターン前半は加速 
ターン後半は減速する性質がありますので


その自然現象を技術でカバーし、
滑り手の思う通りにコントロールすることが 
技術の上達と言えるでしょう



次回は5「直滑降」「斜滑降」です

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