スキー用語47-3「バッジテスト」続きの続き | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

検定の仕方は
5~3級は「講習内検定」
2級以上は全て「検定会検定」になります


「講習内検定」とは
講習とはレッスンの事を指し、
検定員資格を持っている先生と
各級別の種目に沿ってレッスンしながら
その最中にいつの間にか点が付けられている
と言う方式の事です

スピーディに事が済み、
人員も少なくて良い反面、
緊張感がありません
検定員が一人で点を付ける為、
贔屓や偏りが出る恐れがあります

良く言えば 情けを期待できる部分も
ある訳ですね




「検定会検定」とは
会を開き、
3人の検定員が点数を付け、
その平均点で点数が決まる 
と言う方式の事です
三審三採用制 と言います



例えば1級のジャッジが3人の内で
70.69.69と付いた場合、
その滑りは69である と決定されます

人員も時間もかかる分、文殊の知恵で
平均的で偏りの無い点が付きます

滑走は一人一人滑るので
細かい所まで3人の目で厳しく見られ、
緊張感があります




結果発表には
開いたものと閉じたものがあり、
開催するスクールやクラブにより
まちまちです

開いたものとは
オープンジャッジ とも言い、
一種目が終わるごとに点数を公開する方式です

閉じたものとは
クローズドジャッジ とも言い、
全種目が終わり、閉会式兼結果発表の際に
公開される方式です



「加点」「減点」について
期待される滑りよりも
明らかに技術的に上回っている 
と判断される場合は加点されます


反対に下回っている場合は減点されます

合格には得意種目で加点を目指すよりも
全ての種目をソツ無くこなす方が
合格に繋がります

苦手種目が逆に得意になるように
頑張りましょうね^_-☆


次回は48
「密脚」「ナチュラル」「開脚」です

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