十石山 スキー・途中まで | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

240204

天気が良かろと乗鞍方面 十石じゅっこく山へ

乗鞍火山群の中でも最古だとか

円空上人ゆかり


乗鞍行った時の記録はこちら



8:00 白骨温泉

名古屋からは多少遠回りでも松本経由で

行くのが一番道が良いようです


謂れがありました 元は白船だったんですね


見やすい周辺図 公共野天風呂は冬季休業

公衆トイレ有


8:45 噴湯丘展望台(重小屋原)発 1380m

まずは林道歩き 2℃75%

シールでペタペタ 温泉臭(硫化水素)♨️


9:05 登り口1470m


登山道入口の標

このまま林道からも行けますが登り50mだけ

なので板脱いで担ぎで直登


アイゼンと言うほどでは無いですがまだ

凍ってるのでブーツのコバで爪先ステップ


9:25 広場1530m

スーパー林道まで0.4kmの標

温泉客・散策用のものですね


ブッシュが多いので枝打ちしてある

夏道に沿うと楽です カラマツの疎林

ジグザグしたり直登したり


テックビンディングは軽いのは良いものの

ゲタが低いのが難点

ちょっとパーツを追加すれば改善出来そうですが

アイゼンも兼用にならないものか


10:40 上の平 しばらく廊下

ダケカンバの巨木 樹齢300年はあるでしょう

風雪に耐えてきた姿に畏敬の念を抱きます


なんか猫?の絵

こんなんでも目印になりますね

トウヒ・コメツガ・シラビソ林


10:55 さくらフィルムの標

現在地・行先・標高があるとなお良いですね


11:00 凍裂 積雪が少なく低気温の証

木々はこれを防ぐ為樹液を甘く濃くして

不凍液に変え冬を乗り越えます


すごい知恵ですよね

淘汰によるのでしょうが

意思・知性があるとしか考えられません

フー・ファイターズのセリフを思い出します


また、凍裂を利用して世代交代し後進に

自らの亡骸を速やかな養分として譲って行く

そんな仕組みも森にはあると言う研究も

つくづく感心しますね

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsir/2016/0/2016_97/_pdf


シューっと下って


11:30 急登150m取り付き1930m

クランポンを付けます 積雪90cm

2℃80%

12:05 火の用心の標


12:20 ちょっと平ら2035m
まだ樹林帯を抜けません

13:20 ようやく視界が開けてきました
表紙写真にした一枚バーンと稜線が見える辺り
下山者もちらほらと


13:35 ここらでタイムアップ2260m

t=04:50 標高差=980m

積雪250cm 0℃85%


あと265m 100m30分として1時間半

山頂までは計6:30かかる計算


お楽しみのカップ麺を食べて下山に転じます

13:55 滑降開始


午後になり厚めのクラスト滑り

なるべく日陰・北斜を選んで


技術的には

谷開きシュテム、山足荷重、順ひねり、

ステップターン、パラレル小回り

プルークターン、プルークボーゲン、

シュテムギルランデ、木の葉ギルランデ、

横滑り、木の葉、踏み下ろし

を駆使して降りて行きます


14:10 展望いいとこ

梢の向こうはアカンダナと白谷山か


14:40 急下り

15:10 緩やか登り

15:30 平ら ダケカンバ巨木 猫の絵


15:40 初っ端の尾根はブッシュだったので

沢から降りる事に

日が陰ってクラストも堅くなってきました


ジャンプターンを実験

確かに方向は変えれますが体力をとても

消耗するので山では使えないですね

パラレルも足を取られて思うターンが出来ません


クラストは圧も脚力も一点集中❗️の

交互操作系の独壇場と言えるでしょう


GPSで現在地確認、登りっ返しはしたくないので

標高を確認しながら 適度な高度でトラバース


15:45 ウサギ穴🐇🕳️

除いた瞬間脱兎!!写真を撮る間もなく

茶色くて夏毛のようでした かわいー


16:10 スーパー林道0.4kmの標

ここから歩き

16:15 登り口

16:20 P着

t=02:25


16:50 さわんど梓湖畔の湯

10:00〜受付17:00 だったのでギリセーフ

¥750 ちょっと狭いですが露天もありさいこー✨


帰りは木曽路をと思ったらGSが軒並み

18:00閉店 木曽福島まで行ってもそんなん

結局伊那に出て事なきを得ました


ラー大のローメンも

不思議なマトン肉で美味しかった


今度は小屋泊まりも良いですね(=´∀`)


スキー指導員 高波太一