スキー指導用語95「検定会検定」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

「検定会検定」とは

形式ばった会の中で滑りを見て

点数を付ける方式の検定の事です


SAJ規約・規程525より



1人が点数を付ける方式は簡便な一方

偏りや贔屓が影響し易くなります


より公正を期す為、上級レベルでは3人の

検定員の平均を取って点数を付ける方式に

なっています


どの種目をどの順でどこのバーンでやるかは

スクールによって違うので確認しましょう



【正式名】

実技テスト


【検定員】

C級以上2名+B級以上1名(主任検定員)

計3名


【対象】

SAJバッジテスト2〜1級



ゼッケンを付けて3人もの先生に怖い顔で

見られながら滑るのは緊張感があって

本格的なテストだと感じさせます


特に1級はそのスクールのお墨付きとなる

訳ですので見る目も厳しくなります


細かい技術もありますが第一は

「そのスキー場内の何処でも危なげなく

降りて来られる人かどうか」が判断基準


何をすれば良いかは雪と斜面に

聞いてみましょう^_^



次回は96「スクール小屋」です



スキー指導員 高波太一