よもぎパンの思い出 | ほどほどで行こう

ほどほどで行こう

春の風のように穏やかで
夏の日差しのように情熱的で
秋の実りのように心豊かで
冬の暖炉の火のようにじんわり温かい
そんな人に私もなりたい


桐生に叔母さんがいて
バスに揺られて会いに行きました

まだ小さな頃のお話です

母が持たせてくれたお土産を膝に

バスは田舎の国道を走ります

車窓からは緑がたくさん見え
家々は田んぼの合間にポツリとポツリと
見えました

おそらく気分は赤ずきんちゃん
しかしこの後思わぬ悲劇がおとずれました


つづく