「わたしver.3.8的」な… | 自己治癒力向上大作戦

自己治癒力向上大作戦

Body~Mind~Spirit~Soul~3rd-dimension~5th-dimension
このつながりこそがwellness~Happiness~LOVE

 
たいへん興味深い記事を見つけました
 
(記事より一部抜粋)
目黒の虐待事件の影響もあり、今年6月には、親から子どもへの体罰禁止を盛り込んだ改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が参院本会議で可決、成立した。2020年4月から施行予定だ。暴力や暴言による教育が子どもの健全な成長の妨げになるということも、科学的に証明さているが、それでも「躾としての体罰は必要だ」という意見は少なくない。
 
梅沢氏のDVと虐待の関連についての
見識の狭さ、
これをテレビで言われちゃうのは
公害に近くてすごく嫌
 
それはともかく
「しつけとしての体罰容認派」
は、まだ堂々とそれを口にできるのが
いまのヨノナカなわけです
 
「いけないんだ」
と分っていたけど
咄嗟につい手が出た
というのと
「時には必要」
という認識で
罰するために用いるのと
随分大きな開きがあると思います
 
暴力的でないコミュニケーションをはかる方法を
常日頃から実践するのか
 
いざとなったら暴力で抑え込む方法ぐあある
という前提でいるのか
 
その違いです
 
ベースになるのが「尊重」か「支配」かの
違いです
 
地球上の意識レベルも
「支配関係」から「対等に尊重しあう関係」へと
アップデートが進んでいるので
間違いなく「暴力k的思考」は
時代遅れになります
 
 
「自分の過去を否定」するみたいで
旧来のやり方を手放せない
 
というのは体罰に関してだけではなく
食べ物を選ぶことや
生活習慣を変えることなど
いろんなシーンで言われることです
 
食べ物だったら
「大丈夫な人もいるじゃない」
「そんなこと言ってたら食べるもの無くなる」
「高いじゃない」
 
洗剤の選び方だったら
「わたしひとりが変えたところで…」
「どこに売ってるのよ」
「高いじゃない」
 
考え方や選択の基準を「変えたくない」
ということは尊重しますが
その「変えたくない」の結果を
あなた個人で引き受けられないことは
承知しておいてほしいな
 
ひとりひとりのヴァージョンアップ
アップデートでしか
世界はよくならないからです
 
ひとりひとりのチョイスが
これからの世界のありように影響するからです
 
 
そんなことを踏まえて…
これまた非常に興味深い広告を拾ってきました
 

https://envisioningtheamericandream.com/2014/01/28/smoking-and-pregnant-just-what-the-doctor-ordered-ptii/より

 

たばこの広告です

 

1950年代のアメリカの

フィリップモリスというたばこ会社の

キャメルの広告

 

医師によると

「妊娠中の喫煙はイライラを鎮め

リラックスする効果があってよろしい

みなさんキャメルを吸いましょう!」

なのだそうです

 

ガーン

 

たばこを吸うと

毛細血管が収縮します

胎盤の毛細血管も収縮します

胎児は十分な酸素を得られず

窒息状態になります

 

ということで

いまや妊娠中の喫煙は忌避されていますが

1950年代のアメリカでは

医師によって薦められていたのですね

 

もしこれがね

「自分の過去を否定」するようで…

という思考だったら

今も修正されずに妊婦はパカパカたばこを吸い

胎児は苦しい思いをしていたことでしょう

 

ゾッとします

 

この件に関しては

スパーんと見解を180度変えるような

思い切った方向転換をしてくれました

 

瀉血や水銀、ヒ素を使う治療なんかも

「ダメ」になりましたし

 

精神疾患の医療においても

拘束や入院は「しない」方向に世界は変わっています

 

農薬の使用も

土壌を荒廃させ生態系のバランスを崩すから

使用しない農業へのシフトが世界各地で進んでいます

 

昔は石炭、次に石油に頼った

電力供給も

地下資源の枯渇や地殻活動に与える影響から

持続可能な自然エネルギーの地産地消が

進められています

 

科学、人権、環境は

ひとつひとつがバラバラに存在するのではなく

つながって影響しあっているからです

 

 

火を使うようになったとき

農耕によって定住するようになったとき

大きなアップデートが人類に起こりました

 

文字を用いるようになったとき

天動説から地動説になったとき

印刷の技術が登場した時

細菌が発見されたとき

大量高速移動が可能になった時

電力が普及した時

携帯電話が登場した時…

こまかなアップデートがいくつもあって

今の人類の行動がさまざまな文化を生み出しています

 

個人はアップデートしたくなくても

どうせするんだから

しがみついて悪あがきしても無駄なんですが

過去を振り返ってみると

びっくりするようなことが

当たり前だった時代があって

面白いのです

 

たとえば、
これはたぶん「ネタ」レベルで
実用されたりはあまりなかったと思われますが
江戸時代のコンドーム(右)
男性用の貞操帯?(左)
 
コンドーム的なものは
魚の浮袋や家畜の腸or膀胱で
できている舶来もので
当然、高い
なので洗って陰干しして再利用、
使い心地は良いわけがなく…
ネタですよね
 
悋気の輪に至っては
中世のヨーロッパで十字軍遠征に出かける騎士が
妻に着けさせた貞操帯の逆バージョンで
遊女がなじみ客の男性のペニスに
「他所の女ののとこでおっ立てたら懲らしめてやりますなんし」
と言ったかどうか知りませんが
男性の浮気防止道具なのだそうです
 
相模ゴムさんの「コンドームの歴史」
によると
国産のゴム製コンドームが登場したのは
明治42年のこと
たぶんあまりにお粗末だったので
こういうもの↓もまだ需要があったのかもしれません
「〇〇中」、「〇〇後」には何が入るのでしょうか
二文字です
 
なんだろ
 
そして、こちらは
日本陸軍が配っていた
(兵隊の)性行為感染症予防のためのもの
 
リング状に残る
中身の跡がなんとも生々しい
今となっては信じがたいですが
紙製のパッケージ
 
コンドームは薄い膜なので
劣化を防ぐために
そして破損を防ぐために
ズボンのポケットに入れない
定期入れやお財布に入れない
などなど、いろいろと注意点があるのですが
これってどうだったんでしょう
 
陸軍がこれを戦地で兵隊に配っていたことすら
隠されているので
実際に使ってどうだったという話は
なかなか聞けそうにありません
 
そして戦後になると
いや、夜に限らないと思いますが…
 
 
というように
「避妊」の歴史を紐解いてみると
流産の作用がある薬草を用いて
人工的に流産させたり
遊女は「せんでき」といって
客をとる合間に膣を水洗いしていたとか
酢を浸したスポンジを押し込んでいたとか
いろいろ出てきますが
コンドームひとつとっても
200年で随分進化しました
 
日本では宗教的な理由で
堕胎が「罪」になったことはありませんが
人工中絶を選ぶ女性への偏見から
いまも危険な中絶方法が
「ふしだらな女性への罰」として
いまも標準的に使われているのは
以前ご紹介した通りで
ろくすっぽ進んでない部分もある
 
 
でね、何が言いたいかというと
テクノロジーも
サイエンスも
意識も
個人がどうであろうと
実はどんどん進化しているのが
避妊をめぐる「もの」たちの
変遷からもわかるかと思います
 
妊娠や性行為感染症についての
サイエンス
 
避妊のための薬や道具をつくる
サイエンスとテクノロジー
 
それを開発する人たち
用いる人たちの意識
 
個人レベルでは
旧態依然とした意識の人が
権力をもっていたりするので
あまり変わってない部分もありますが
サイエンスやテクノロジーの
最前線にいる研究者の意識と
それを利用する多くのひとたちの意識に
変化は起きているのです
 
日本には
「自分の過去を否定する」のは嫌だと
進化を拒む人が権力を握っているから
世界からいろんな側面で
取り残されています
 
ジェンダーギャップ
教育システム
民主制
農業
 
・自分の過去を否定したくない
そして
・既得権が奪われるのがイヤ
という大きな2つの足かせが
いろんなところでシステムの変化を阻んでいます
 
これに対抗できるのはきっと
構造的な足かせに関係なく
多数の個人がバージョンアップしたとき
 
 
怖いことではなくて
たとえばわたし自身は
 
自尊感情が芽生えた
人前で話してみようと思えた
カラダが健康になった
ココロが自由になった…
と、ざっくり振り返っても
これだけのバージョンアップをしています
 
今現在たぶん
ひろのVer.5.6とかそんなフェーズ
 
 
 
 
お題目でなく
ひとりひとりがSDG'sに戻づいた行動をチョイスし
権力がそれを支援するようになれば
人類の次のバージョンアップができそうなのですが
どうやら日本政府のみなさんは
どれかひとつでも本気で取り組んでますでしょうか
…あやしいもんです
 
国家としてのやる気のなさがわかります
 
NPOなど民間で頑張ってね~
という雰囲気しか考えられません
 
なにしろ環境相が
気候変動への取り組みはセクシーに…
なんて言っちゃうくらいですから(´・ω・`)
 
 
そんなわけでして
ここニッポンにおきましては
「こうなればいいな」
ということは
「誰かやってくれないかな」
という期待は裏切られる可能性大で
立ち上がった人に
「お願いします!」
と託しても今現在権力を持っている人に
鼻で笑われるのがオチです
 
「こうなればいいな」
と思うことは
そのヴィジョンを共有できる仲間を増やし
少しずつでも身近なところで
小さく変えることを重ねていかないと
なにも変わらない
 
子ども食堂や
年末の年越し派遣村
民間のシェルター
渋谷、新宿のバスカフェ
いろいろ動きはあります
 
進化はするんです
 
権力構造のトップが
「自分の過去を否定するみたいで
変わりたくない」という態度だから
それにおもねって
「変わらなくていい」だったり
目を付けられるのはいやだから
「誰か変えてよ」だったりしても
いずれ変わります
 
 
「あたちも現在、
すずVer.2.6くらい」
 
状況変われば変わります
 
テクノロジーや経済の発展の一方
気候変動(温暖化)
生物多様性の危機もあって
どんどん世界は変化しています
 
その変化に伴ってヒトも変わります
 
生きてれば変わります
 
生きてる間は変わりましょう
 
 
変わることを楽しみましょう
 
 
変わることを楽しめるカラダになりましょう
 
 

個人セッションやってます

https://ameblo.jp/tamayuradou/entry-12497693674.html

 

WSのお知らせ

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11月は東京も行きます

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11月24日&25日の東京セミナー、募集開始です

https://www.facebook.com/events/2472950499440334/

 

 

ひろの拝