お肉を食べることについて | 自己治癒力向上大作戦

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まずはこちらのニュースをどうぞ

 

EUはなぜ米国産の牛肉の輸入を禁止しているのか

 

(以下、冒頭から抜粋)

日米貿易交渉が決着し、米国産牛肉の関税引き下げが決まった。日本では「おいしい米国産牛肉がより安く食べられる」などと歓迎する論調も目立つが、実は、米国産牛肉は、欧州連合(EU)が安全性に問題があるとして輸入を禁止している代物だ。米国内でも、普通の安価な牛肉を避け、健康によいイメージの有機やグラス・フェッド(牧草飼育)の牛肉を選ぶ消費者が増えている。日本は先のトウモロコシに続き、またしても、安全面で不安の残る米国産農産物を大量に引き受けることになりそうだ。

(抜粋おわり)

 

年配の人にとっては

アメリカ産の牛肉って

安いけど赤身で硬くて美味しくない

というイメージだったのが

最近は

安いうえに、ジューシーで柔らかくて美味しい

のだそうです

 

 

若い人は昔のアメリカの牛肉知りませんから

アメリカの牛肉は

安くて、ジューシーで、柔らかい

のでしょう

 

 

実際1980年代の初頭までは

アメリカの牛肉って

日本の牛肉の食べ方には合いませんでした

 

シュラスコだとか

ローストビーフ

分厚いステーキをミディアムで

もしくは長時間煮込む

 

そういう食べ方だといいのですが

すき焼きとか、牛丼とか、チンジャオロースには

不向きでした

 

何が変わったのかというと

飼育方法です

 

脂が乗るように

高カロリーの餌をあたえ

固くならないように

運動させない

 

更に成長促進のために

ホルモン剤を与えています

写真はこちらhttps://www.agweek.com/business/agriculture/4383841-cold-better-too-warm-cattle-feedlotより拝借

 

リスボンってポルトガル?と思ったら

ノースダコタの地名でした(;'∀')

 

 

 

アメリカの牛…というと

なんとなく

広大な草原をカウボーイと犬が管理してる

ようなイメージですが

いまどきはこうなんです

 

 

 

随分前からこんなのも

作られてますから

ご存じの方もおられるかと…

 

 

狭いところで

高カロリーの飼料を食べていたら

とうぜん運動不足で太ります

 

それをジューシーで柔らかい肉だと

喜んで食べてるんですね

 

 

牛は草食動物なので

穀物は本来食べません

 

でも、穀物の味を覚えた牛は

甘いお菓子の味を覚えたニンゲンのように

穀物を好むようになるそうです

 

 

これは息子がニュージーランドの田舎にいたときに撮った牧場の様子

好奇心旺盛で

カメラを構えていたら

モーモー言いながら集まって来たそうです

 

基本牛舎も餌箱もなくて

酪農家さんは搾乳があるから

家族旅行は近隣の農家さんと

協力体制をつくっていくそうですが

肉牛農家さんはひょいっとほったらかしで

でかけるそうです

 

水飲み場と塩はあるんだけど

「留守中の餌、どないするん?」

と不思議になった息子はきいてみました

 

すると

「餌? あの牛の餌? どういうこと?」とまるで話が通じない

 

結局ホストマザーは

牛の柵まで息子を連れて行き

地面を指さして

「餌はここ

そして水場を指さして

「水と塩はあそこ

他に何か必要なの?」

 

息子はしどろもどろに

「雨風しのぐ小屋とか…」というと

「そんなの聞いたことないわ」

と言われたそうです

 

 

それが放牧

 

「グラスフェッド」

という名前がついてますが

牛本来の飼い方

 

オーガニックビーフとか

ナチュラルビーフ

という表示で欧米では売られていて

お肉にも値段や部位ではない

選択肢があるのです

 

 

完全放牧の牛は

運動不足じゃないので

安産です

 

お産のシーズンになると

放牧地に

びしょぬれのヨタヨタな仔牛のそばに

へその緒をお尻からぶら下げた

しっぽが二本生えてるような母牛がいたりするそうです

(息子談)

 

 

難産のいちばんの原因は運動不足

 

これはどの動物でも変わりません

 

 

 

牛の出産シーンって

ドキュメンタリー番組でたまにありましたが

家族や獣医さん総出で

マッサージしたり

引っ張ったりして

生まれた~! 感動(´;ω;`)
というのが定番なようですが

 

運動不足だから大変なだけで

牛のお産がどれも大変なわけではないのです

 

野生動物がみんな難産だったら

おかしいでしょ

 

 

それに

狭いところに

過密な状態で暮らすのは

どの動物にとってもストレスなんです

 

ニンゲンはオイルサーディンみたいに

電車に詰め込まれても

毎日耐えてるから他の動物だって大丈夫

…というわけにはいかないのです

意味付けしたり個人の選択でやってるニンゲンと

わからずそうさせられている動物とでは

ストレスの度合いは違うと思います

 

だから病気になりやすい

 

だからお薬が必要

 

高カロリーの餌

運動不足

ホルモン剤

お薬

 

それがイマドキのアメリカ産の牛肉

 

この高カロリーの餌のために

たくさんの農地で

家畜用の遺伝子組み換えトウモロコシや大豆が

化学肥料とラウンドアップを撒かれながら

作られている一方で

 

飢餓に陥っているひとがいるって

なんかへんじゃないですか?

 

 

わたしは国産の牛肉も同じだと思います

 

小規模の肉牛の農家さんや

種牛を飼っていて仔牛を売っている農家さんは

とっても牛を大切にしていて

かわいがっていることも知っています

 

でもそれは

かわいい犬に欲しがるだけ甘いお菓子を与えて

太らせて病気にして獣医さんに診せ

「かわいがっているつもり」

なのと変わりません

 

 

かわいい猫をせまいケージに閉じ込めて

人工授精で子猫を産ませて

「かわいがっているつもり」

なのと同じです

 

 

肉牛の場合

深刻な生活習慣病の症状が現れるまえに

「出荷」されるので

そこそこ元気そうに見えるそうですが

脂身に色がつかないように

カロテン不足で育てるので

目が悪くなることがとても多いそうです

 

 

その動物の本来の生態から

大きく反れる飼い方をしたら

カラダもたましいも、健康ではいられないのは

どの動物も同じです

 

 

他の生き物の

健康をそこなう権利は

わたしたち人類にはないとわたしは考えます

 

話はそれますが

不快なものや有害なもの

病原性のあるものでも

殺すのではなく

「すみ分ける」ことや

「生息域に踏み込まない」

「単純に避ける」ことで共存していけるはず

 

 

「肉食が悪い」

ということではなく

どんなふうに育った動物の

どんな肉を

どのように食べるのか

そこが問題だと言いたいのです

 

 

広々した環境でお日様と風を浴びて

充分に大地を駆け回り

本来の餌を食べて育った動物の肉を

感謝していただきましょう

 

 

 

何を買うか

ひとりひとりのチョイスが

これからのヨノナカを決めます

 

 

 

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ひろの拝