性教育の目的 | 自己治癒力向上大作戦

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わたしが行っている

「子どもと話す『性』のはなし」

 

これは子ども向けの性教育ではなく

大人が子どもと「性」について

タブー視せずに話せるように

…という構成、内容になっています

 

で、その目的とは?

 

というのをズバリと尋ねられまして

あらためて考えてみたところ

 

子どもにとって

「相談相手としてアテになる大人」

をひとりでも増やすこと

 

子どもが困ったときに

誰に相談するのかしないのか

どのように決めるかというと

それまでのコミュニケーションのあり方をふまえて

「相談してみる気になるかどうか」

です(きっぱり)

 

性教育の効果なら

予期せぬ妊娠の予防

性行為感染症の予防

不本意な性行為の予防

性暴力の予防

ジェンダーからの解放

命の尊さへの理解

自尊心の向上などいろいろありますが

それらを目標としているかというと

どうも違う

 

とかくドギマギしたり

ごまかしたくなったり

専門家に任せたくなったりする性の話を

家でカジュアルにすることに

どんな意味があるのかというと

「ここに相談相手がいる」

そう、子どもが認識してくれれば

なにかトラブルが発生した時に

ドツボにはまらずに済む可能性が高まるのです

 

わたしが目標にしているのは

ここでした

 

 

参加者のうちの何名かでも

「相談相手としてアテになる大人でいよう」

と思ってくださることが毎回のゴールです

 

 

 

 

いろんなことに興味を持ち始めた子どもは、

目にするもの、耳にすること、

何にでも関心を持ちます

 

その関心や疑問を身近な大人がどのように扱うかは、

子どもがその後も

それに関心を持ち続けるか、失うか、

別な人に聞いてみようと思うか、

持たない方がいいと判断するかに

少なからず影響を与えます

 

性に関しての興味も同じ

 

サイエンスな疑問だったり、

国語的な興味だったりを、

オトナのエロな頭で解釈してたじろいだり、

ごまかしたり、無視したり、

ファンタジーで答えたりし続けると

「この話はしたくないんだな」

という解釈をします

 

親子間にタブーが生じるのです

 

すると「だいじなところを触られた」

という話を小さな子どもが誰に言えるでしょう

 

誰にも言えずに被害が続くことは避けたい

次の被害者が出ることを避けたい…そう思います

 

友だちが妊娠したけど大人にそうだんできなくて

堕胎の費用のために協力し合って売春…

ではなく

「うちの親に相談してみよう」

と言える子が仲間内にひとりでもいたら

どれほどの少女たちが救われるでしょう

 

4年生か5年生のときに

女子だけが生理について教わる以外

ろくすっぽ性教育を受けなかった私たちにとって

性の情報源はエロの世界でした

 

でも、エロは性の一側面であって

サイエンスな側面も

文化的側面も持っています。

 

基本になる食事で満たされなければ

カラダは健康に育ちません

 

栄養が欠乏した体に

し好品が入れば

簡単に中毒(依存症)になります

 

同じように、

基本になるサイエンスや

文化的な性が基本にあれば

エロはし好品として楽しむことができるけれど、

基本が無くていきなりエロなら

中毒しても不思議はありません

 

理科の先生になったり

国語の先生になって

子どもの疑問に応えることができれば、

しっかり「ごはん(=科学的、文化的な性の知識)」

でこどものおなか(意識)を満たせます

 

ごはんで育ったカラダに

ごはんとし好品の区別がつくように、

科学と文化に育てられた意識は

「科学&文化」と「エロ」の区別もつくようになるのです

 

これは子どもが性暴力の加害者にも

被害者にもならないための予防線

 

 

そして最後の砦になるのは

困ったときに「アテになる大人」

子どもが認識してくれているかどうか、なのです

 

 

 

ひとりでも多く「アテになる大人」が増えることが

わたしの願いであり、目標、目的です



<サクセスストーリー>

・幼児語や指示代名詞(あそこ)ではない正式名称を知って、誇らしげでした。大切さも理解したようです。
・性器の正式名称や役割を教えたら、性被害を(正確に)話してくれて深刻化する前に食い止めることができました。

・書店で買えないエロ雑誌の購入にまつわる金銭トラブルが「うちの親に頼んでみる」のひと言でややこしくならずに解決した。
・他人の生殖器は同性のものでもそうそう見ないので自分のものがOKなのかどうかわからずにいたが、問題解決しました!

etc.

 

お話会の感想とは別に後日エピソードとして寄せられたものです

 

個別性の高いものが多すぎて

うまく紹介しきれないのですが

性の話がタブーな家と

タブーじゃなくユーモアとウイットとサイエンスで語れる家庭とでは

断然後者のほうがなにかあったときにこじれにくいのです

 

オープンに語りましょう

というのはエロ全開というのとは

全く違うのです

 

性に関して「エロのみ」だった設定に

「サイエンス」と「カルチャー」のチャンネルを

増設するような内容でお届けします

 

 

大人向けの内容ですが

子どもが同席しても問題ありません

全年齢無問題

男女混合もOK

 

 

こちらより拝借

たぶん、バーのママとかに

打ち明けたくなるのは

取り乱したりしないで

聴いてくれそうな

「清濁併せ飲む」懐の深さを感じるからなんだと思います

 

マツコ・デラックスさんなんて

清濁併せのんでああなったんだなぁ…って

あの風格を見るたびに思うのです

 

 

 

 

千葉県市原市姉崎のエステサロン

 

Lupa-Kulaにて

11月26日
「おうちでデキるまくのうちセラピー」と
「親子で話す『性』のはなし」
の、二本立てが決まりました
 
まゆみさんありがとーえーん

詳細はこちら
 
 

個人セッションやってます

https://ameblo.jp/tamayuradou/entry-12497693674.html

 

熊本セラピスト向けセミナー、お話会と鹿児島のお話会

https://tabicranio.exblog.jp/25340792/

 

鹿児島のお話会

https://www.facebook.com/events/682892852228202/

 

11月は東京も行きます

 https://ameblo.jp/ku-nie/entry-12523795932.html

 

11月24日&25日のセラピスト向けまくのうちセラピー東京セミナー

https://www.facebook.com/events/2472950499440334/

 

 

ひろの拝