心理学的に正しい「自信のある人」になる方法 | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ

こんにちは、心理セラピストのたなだかつひこです。

 

 

 

「自」分を「信」じると書いて「自信」ですね。

 

「自信のない人」というのは、「自分を信じていない人」「自分を信じられない人」です。

 

じゃあ、自分を信じられない人は、一体、誰のことを信じているのか?

 

 

 

「自信のない人」というのは、自分を信じないで、「他人の言う事を信じる人」です。

 

仕事の場面だと、「これでいいですが?」「本当にいいですか?」「間違ってないですか?」と、他人からの過剰な保証が欲しくなる人です。

 

しかし、他人というのは誰に相談するかによって言う事が全く違っていたりするので、人に相談すればするほど、ますます正解が分からなくなって、結局、他人に相談することで自分に自信を持つことはできません。

 

 

 

「自信のない人」は、「子どもを否定ばかりする親」「子どもをホメない親」「過保護で過干渉な親」によって作られます。

 

「自分で考えて」「自分で決めて」「自分で行動して」「結果を受け入れる」というプロセスを繰り返すことで、自信と自立性をもった人間ができあがります。

 

ところが、親から「こうしなさい」「ああしなさい」「それは間違ってる」「お母(父)さんの言う通りにしなかったら、失敗しても知らないよ」みたいな育て方をされると、子どもは次第に自分の考えることや自分のすることが信じられなくなってきます。

 

すると、失敗したときに怖いものだから、親や周囲の反応を見て自分が間違っていないかどうかを確認してからでないと、自分の考えだけで物事を決めたり、行動に移すことができない人間に育ってしまうのです。

 

それが、「自信のない人」の人生で起きていることです。

 

 

 

自分の子どもを「自信のある人間」に育ててあげたいと思ったら、「自分の考えや自分の決断、自分の行動を信じられる人間」にしてあげましょう。

 

そのためには、「できるだけ子どもの考えで好きなようにやらせる。その際、親は余計な手出しや口出しをしない。温かい目で見守りながら応援する」のが一番です。

 

もし、子どもが最初の一歩で躊躇(ちゅうちょ)していたら、「失敗してもいいから、うまくいかなくてもいいから、自分の好きなやり方で自由にやってごらんよ」と軽く背中を押してあげてください。

 

 

 

もしも、残念なことに、あなた自身が子どもの頃に自分の親からそうしてもらえなかったとしても、今からでも全然遅くはないですよ。

 

「失敗してもいいから、間違っていてもいいから、私は自分のやりたいようにやる(自分の人生を生きる)。その代わりに、何があっても誰のせいにもしない。結果はすべて自分で受け入れる」という生き方をスモールステップで(無理のない範囲で少しづつ)練習してみてください。

 

そうやって、人目や他人の顔色を気にし過ぎるのを止めて、成功も失敗も全部ひっくるめて自分が作り出したものとして受け入れる毎日を繰り返していくと、あら不思議、ある日気がつくと、そこには以前よりも自分を信じられるようになっているあなたがいるはずです。

 

 

 

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心理セラピスト 棚田克彦