PCモニター/ディスプレーの選び方/コスパ優先 | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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大画面の、格安モニターを選ぶときの個人的な視点です。縦横比16:9の横長ディスプレーを選んでいます。



◇モニターの画面サイズ
インチ表記で、おおよその概寸がわかります。この画面のインチサイズは、画面の斜めを図ったサイズを指しています。1インチは「2.54cm」なので、約「2.5cm+少し大きいぐらい」が覚えやすいです。

 

◇見てくれ画面の大きさ(設置したときの圧迫感)
下の写真は、「LG」というメーカーの27incモニターを例にとりましたが、Amazonのサイトには、インチ表記の他、更に、製品サイズの「横・縦・奥行(WHD)」が「mm」で表記されていました。これはありがたいです。

⇒ここからが 本題の注意点です!

 

◇解像度
見てくれだけでディスプレーの大きさを選ぶと失敗します。必ず、解像度に注目してください。

 

製品の見てくれが大きくても、最大解像度が「HD(エイチディー)サイズ」で「1980×720」、または、それ以下も現存します。ある程度、PCを使っていたり、動画を見るときなど、PCモニターとしては 物足りなさを感じるでしょう。この数は、1×1ピクセルの正方形がモニターの縦横にいくつならんでいるかの数を指し、この表記を解像度(かいぞうど)と言います。※HDはWindowsXPが主流だったころと言えます。

現在は「FHD(フルエイチディー)」で1080p」がほぼ主流です。この解像度があれば、基本的には理想に近く(あくまでもです) 比較的安価で購入できます。この点に注意して値段と見比べ選んでください。

 

そして、下図はデュスプレーの説明ですが、このように表記されているものは良心的です。製品サイズ(青)と画面サイズ&解像度(赤線)に注目してください。

 

◇4Kモニター以上

「4K」は、FHDの縦×2と横×2で「3840×2160ピクセル」。

「8K(UHD)」は、4k×縦2倍と横2倍で「7680×4320ピクセル」です。この辺の解像度となると、超大型TVのように製品サイズも大きくないと、アイコンや文字の表示が小さくなり、とても見ずらくなります。しかし、ショートカットキー「ctrl」+マウスセンターボタンで解消することができます。PCの設定で表示サイズを設定するよりお勧めです。このサイズになると動画やゲームに特化するなら、満足度が高くなるでしょう。

※「ctrl」キーを押しながら マウスのセンターボタンを回せば、モニターに映っているアイコンや文字は拡大&縮小します。

 

◇高画質ディスプレーモニターを使うには

グラフィックカードの「GPU」や「CPU」のスペックにも左右されます。という事は、電源の容量にも左右されるという事です。高画質は、PCの映像出力の具合と使用ケーブルなどの条件が整い、初めて持っているパワーを発揮します。


◇格安モニターの値段は、何がそうさせるのか?

実にありがたいこともあるのですが、使用している部品に、難がある場合があります。他の部品が良くても、肝心なコンデンサーなどの部品が低品質で、液漏れを起こし長持ちしないなどです。とは言え、数年間、問題なく使えるものが大半です。

※自分で修理した記事です!参考までに⇒「液晶モニター ディスプレーを自分で修理する!

 

◇ディスプレーの値段は何が基準?

高価なディスプレーモニターは、画面の上下左右 どこから眺めても、表示されている物がくっきり映っています。そして、光沢のあるグレアと光沢のないノングレアの2種類ありますが、光沢のないノングレアを採用してあることが多いです。安価なモニターは、正面以外の上下左右から見ると、画面が暗いか、反射してよく見えません。高級品はモニター1枚、20万、30万します。

◇まとめ

高価なディスプレーを購入する方は、ゲームに凝っているとか、詳細なグラフィックなど写真や映像関係の仕事をしている人です。とはいえ、クリエータが皆、最高級のものを揃えているとは言えません。安価なディスプレーで行っている人もたくさんいます。個人的には、自分で修理をしたり、まず壊れる事はないので、ここ数年間、購入していません。

 

そして、通常業務で文章を書いたり、多少のグラフィック(写真&画像)で使うのであれば、1万円程度の物で、なんら問題はないと思います。個人的に使用しているモニターも、2万円以内の物です。amazonで探したり、PC専門店のドスパラや九十九電機などで探します。

 

◇編集後記

Macのディスプレーは、びっくりするほど表示が奇麗です。これは、「Retina(レティーナ)」とい技術を使い、多少乱れた画像でも加工しなおし奇麗に見せてくれているのです。最近ではアクティブマトリクス方式というものも出始めました。これらは、高画質表示の技術です。

Apple製品の表示は、実に奇麗で驚かされます。しかし、映像を作った時点の画質は、そこまで優良なものかどうかはわかりません。クリエーターは、自ら画質、色調、光源などを指定し調整しています。その拘りから、作ったものが極力そのまま表示される、Windowsを好んで使う人が多いのです。