畑は世界である | 寺田真実(心魂プロジェクト共同代表、劇団四季卒)のブログ

寺田真実(心魂プロジェクト共同代表、劇団四季卒)のブログ

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劇団四季出身、2014年よりIDeal Partners 代表。
心魂(こころだま)プロジェクト、みんなの部活動、Performinglish clubを軸とするIDeal Partners(理想の隣人たち)
ホームページhttp://ideal-partners.biz


何故心魂は海外にも目を向けているか

《 心魂の活動を待っているこども達は世界中にいる 》

シンプルです。勿論私の仲間を危険な国には連れて行けませんから今後オファーが有りましてもお断りするお話も出てきます。ですが、私たちの目は常に世界中の病児に向けられています。
みんなで心魂の活動『 中々生のパフォーマンスに触れられないこども達にデリパフォする 』ことを進めていきたいと願っています。

そこには人種、宗教、貧富、男女、年齢と言ったものは存在しません。
勿論私自身がキリスト教の家庭に生まれ育ったからこそ生まれた活動です。キリスト教の精神に基づく活動です。ですが、私自身は心魂の活動は【 一緒に進める精神 】を持ってる人と歩んでいきます。

台湾で行いました各活動全てに共通して言えること、それは

《 魂が宿った表現は必ず伝わる 》

と言うことです。今回は特にそのことを痛感しました。
最初の台北Mackey病院デリパフォではソング&ダンスをしましたが、言葉が通じない為にいまいち日本でやってる時に生まれる会場の一体感が生まれませんでした。
台東Mackey病院からは扉の曲をソング&ダンスではなく構成を変えてミュージカルとしてデリパフォしました。するとどうでしょう。全然違う空気が生まれました。


扉の曲に関しましては私たちのオリジナルですから、ただ歌うよりもお芝居の中で、役の中で歌い、物語として表現すると魂が音楽に宿ります。するとちゃんと客席の空気が動きました。

今回で三回目となる台湾ツアーですが、やっと病院デリパフォでお客さんの心を掴むことが出来ました。
この光景は心魂を応援して下さる皆さんにお見せしたいものでした。一般公演、ワークショップも台湾の方々が殆どでしたが魂をちゃんとこめると必ず熱が伝播して行きました。

私たちが日本で出会ってるこども達の中には様々な理由で『 反応はしない 』と思われている子達がいます。
私たちは魂と魂で交流をしたいと常に願っています。
言葉の通じない国で二週間揉まれてきた私たちがどんなパフォーマンスをデリバリーしていくかそれを是非楽しみにして下さい。確実に進化してます。進化させて頂きました。

今年の台湾ツアー、扉と言う作品のお陰で一種類だけ用意して行けば全ての活動に対応出来る状況でした。この作品を生み出した大塚さん、岩瀬さんに心から感謝します。

扉は確実に台湾の方々の心を掴みました。二人は今ごろ心底ホッとしてることでしょう。二人の作品が海を渡りました。心を掴む物語を音楽を生み出して下さったお二人に心から感謝します。ありがとうございました。

今回のツアーは天然キャラの中野さんが癒しの空気を作り、一生懸命な堂園さんが新鮮な空気を生み、そしてムードメーカーとして坪井さんが明るい空気を巻き起こしてくれました。


勿論3人のパフォーマンスも実に見事でした。本当にありがとうございました。

今ツアーを表向き引っ張っていたのは大塚さんと私でしたが、私たち二人の精神面、そして細々としたことを支えてくれたのはお互いの伴侶齊藤さんと有永さんでした。
二人の精神的な安定感が心魂を支えてると言っても過言ではありません。
二人に心から感謝します。本当に本当にありがとうございました。

私は無事に全員を帰すことにもっとも気を使いました。
そして1日を良い空気で進めるためにどんなに疲れてても朝イチから全員がテンションを高く持っていてほしいと願っていますのでみんなにしてみればついていくのに気を使った日も有ったことと思います。朝からテンションが低いとちゃんと私は不機嫌になりますから。
とにかくアクセルを踏むことを暗に要求していました。
しっかり適度な緊張感を持つことで良い舞台が出来、また海外で変な事件に巻き込まれる可能性は低くなるからです。その代わり昨年と違うのは休日を取り入れ、本番以外はそれぞれが自由に過ごせる様にしました。
何かが起きればその責任は私に降りかかってきます。本番の出来もです。
ですから私は時に非常に鋭い人になります。みんなからすれば厄介に感じる瞬間も当然有ります。
でも、皆よくやってくれました。今年の台湾ツアーは一段と大きな収穫を持って帰って来ました。
それがどんな収穫だったかこれからどんどん世に出ていきます。

台湾ツアーは来年も行います。かなりご縁が広がりましたので次は更に濃厚なものとなります。
早速準備を始めて参ります。

改めまして私たちの活動をサポートして下さる全ての皆様に心から感謝致します。
ありがとうございました。